ハイウェイスター (OTOMO THE COMPLETE WORKS)
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ハイウェイスター (OTOMO THE COMPLETE WORKS) / 感想・レビュー
ぐうぐう
『OTOMO THE COMPLETE WORKS』で再読する『ハイウェイスター』。1976年の春から1977年の夏にかけて、約1年間に発表された作品が収録されている。画、構成、演出、ストーリーと、試行錯誤の痕跡があからさまに見て取れるが、その試行錯誤ですら面白く読めてしまうのだからたまらない。大友にとって、あくまで試行錯誤の場なわけだから、アメリカンニューシネマであったり、カート・ヴォネガット・ジュニアであったりと、元ネタからの影響もまるで隠す必要がなかったのが清々しい。(つづく)
2022/05/28
KDS
「BOOGIE WOOGIE WALTZ」には未読作品がいくつか収録されていたが、この「ハイウェイスター」に収められたものは全て既読作品だった。しかし旧版の単行本「ハイウェイスター」収録作は「酒井さんちのゆきえちゃん」「ハイウェイスター」「星霜」の三作のみで、残りは「GOOD WEATHER」と「ショート・ピース」に収録されていたもので構成されている。表題が同じだからといって、収録作まで同じというわけじゃないようである。「NOTHING WILL BE AS IT WAS」が強烈でお気に入りの一作。
2022/05/29
よしおか のぼる
こういう雰囲気の漫画は、時代を選ぶ。
2022/05/21
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