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化物語(17) (KCデラックス)

化物語(17) (KCデラックス)

化物語(17) (KCデラックス)

作家
西尾維新
大暮維人
出版社
講談社
発売日
2022-05-17
ISBN
9784065279120
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化物語(17) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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ゼロ

GWのブラック羽川は、暦の体に妖刀心渡を仕込むことで撃破する。ブラック羽川は、羽川の二重人格ではなく、"障り猫"の怪異を通じて本音を言ってるだけ。おかしな家庭の中で、正常で居続けからこそ、羽川はストレスを抱えることになった。無事に解決した…と思ったが、これは回想。忍野が暦のに「羽川と結婚すれば?」と持ちかけたが、結婚すれば解決するのに何を躊躇う?戦場ヶ原が暦と会話する姿を見て、彼女は彼女で何もできない暦に寄り添っていたのだなと。またブラック羽川が、怪異の王みたく怪異を呼び寄せており、これどうなるの…?

2023/03/20

眠る山猫屋

〈つばさキャット〉からーー。阿良々木くんの選んだ解決法が切ない。そして委員長の更に上をいく覚悟が・・・。責任をとる、とかじゃなく道を共有していく覚悟。・・・を阿良々木くんに諭しながら怪異と闘う忍野メメが一番お人好しなのでは?二人の噛み合わなさが絶妙。そして忍野の窮地に現れ救う障り猫さん・・・。解決してないじゃないか(苦笑)原作もそうなんだったっけ?面白いからよいのですが。

2022/05/20

わたー

★★★★★原作では阿良々木さんの一人称だったことを逆手にとって、苛虎や死屍累生死郎といった物語シリーズ序盤では語られていなかったモノをストーリーに織り込んでしまうのは、大暮維人氏でしかできないことだなと思う。そのうえ、破綻とは無縁のストーリーテリングや超美麗な作画までされているので、圧巻の一言。あっ…ワンセグは最近の辞書から落ちたみたいですよ。

2022/05/17

のぶのぶ

 「原因があるから怪異が生まれたわけじゃない。そこに怪異があると考えたから怪異が生まれたんだ。」「怪異はどこにでもいるんだよ。だけど、見つけなければ初めからいなかったのと同じ。」と貫くテーマ。「今まで見えてなかったものが表に出てくるっていうのはね。限界(おわり)が来てるってことさ。」こういう言葉が心に残る。最初からそうだが、いろいろな感情やその人の思い、行動がこの漫画では、怪異という化物で描かれている。普通に生活していれば何ともないが、ふと考え過ぎたり、負の思い込みが過ぎたりしたときは注意したいもの。

2022/05/21

にぃと

この章のヒロインだけあって羽川さんの魅力たっぷり。ひたぎさんも久々登場。ホント久々すぎてちょっと忘れかけてたのにツンデレアピールの衝撃が強すぎる。この巻のオチの部分といい年代が感じられてなんだか懐かしい。それでも今のところはヒロインレースとしては羽川さんの方が優勢な感あるし、彼女の今後の活躍に期待。 物語の裏側の存在や阿良々木くんに気付かれない忍野の活躍など原作の時と比べてボリュームが増してきているのが嬉しいし、単なるコミカライズに留まらない魅力がある。

2022/06/08

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