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ブルーピリオド(13) (アフタヌーンKC)

ブルーピリオド(13) (アフタヌーンKC)

ブルーピリオド(13) (アフタヌーンKC)

作家
山口つばさ
出版社
講談社
発売日
2022-11-22
ISBN
9784065297308
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ブルーピリオド(13) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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buchipanda3

二年前期、最終課題。その講評が始まった時の八虎の表情がこれまでと違っていた。テーマ「罪悪感」に対して人間の視線と解釈による罪の作品で表現した八虎。準備段階からどんな作品だろうと思いながらページを捲っていたが、思わず、おぉってなった。何より自分の罪悪感を知ることで、他人のではなく自分の目線で自身を見つめられたのでは。講評後の世田介との会話から長いトンネルから抜け出たような気持ちを感じた。後半からは夏休み編が始まる。個性派揃いの五人の広島合宿が楽しげ。八虎に新たな刺激を与えそうなエピソードが描かれそうな感じ。

2022/11/26

こも 零細企業営業

2度目の課題では一皮剥けたと言われ。夏休みは広島の友達の家に行って、、なんか最後のセリフが意味深。

2022/11/27

aisu

ノーマークス編はこういうオチなのね。確かにそこは心配してました(フジさんに金持ちの「パパ」でもいるのかと…)。夏休みは友達の実家に行って楽しそう。

2022/11/29

耳クソ

読者の記憶に残るべき10巻の衝撃と感動ほどではないにせよ、しばらくのあいだ美術史の講釈などを挟みつつ手先が器用で知識がなくて感性は別段面白いわけではない大学生たちの生活と自意識を文字量で垂れ流された上で、そんな意味ありげなだけのセリフたちをすべて薙ぎ払うかのように突如現れる世田介の存在、世田介の動作、世田介の言葉、世田介の視線、これぞカタルシス、世田介最高、あなたも世田介最高と言いなさい。

2023/01/27

りー

主催者を中心にした新興宗教のようなノーマークスの呪縛から危うく逃れた八虎。しかし虎穴に入らずんば手に入れられないものも確かにあり、思わぬ成長を遂げる。本来学びとはそういうものだと思う。誰かに教えてもらうのを受け身で待つのは学びとは言わない。コンセプチュアルなアートを理屈で楽しむ人が確かにいる、ただその理屈の世界を乗り越え、人の心を打つものへとたどり着いてほしい。

2022/11/27

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