ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンKC)
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ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー
六点
Amazon Kindleにて読了。争い起これかしとする人々の善意によってウーヌゥ族との交流は難しくなりつつある。北方のネイティヴ・アメリカンの村では旧世界由来と思しき伝染病の発生が暗示されて次巻への引きとなっている。不穏さしか感じない巻であったことであるよ。
2023/06/22
眠る山猫屋
アニメの第2シーズンも終了。良かったが、コミックの力強さをも再認識させられた。漫画ってすげーな。さて27巻、避けられない戦いの足音。原住民たちとの軋轢と駆引き、そして無理解に闘争を望む者。さらに、マルクランドを滅ぼしたものとは?ヒルドの行動は吉と出るのか凶に転ぶのか。トルフィンの力だけで解決できそうにもない波乱が、ヴィンランドを呑み込もうとしている。不穏しかない、表紙はにこやかなのにな。
2023/06/24
Die-Go
ただ平和に暮らしたいだけなのに。戦の火種が双方から涌き出てきてしまう。先走るヒルドを止めることはできるのか。★★★★☆
2023/06/24
こも 零細企業営業
剣を持ち込んだ事が仇になった。開拓を始めて2年。トルフィン達の開拓は順調だったが、アイスランドとアルネイズの村を往復している船団が、北方で別れた人達の集落に近づこうとしたら弓矢が飛んできたと言う。それで8日間かけて集落に行ったら、、集落はもぬけの殻だった。ただ先住民の矢が大量に刺さった状態であった事で男衆達は集落の連中が殺されたと騒ぐ。でも、集落には戦をした跡が無い。そんな状態で男衆はアルネイズの村の港を中心に砦を作る。それに反対するトルフィン。民会を開催しウーヌゥの族長と治癒師のミスグェゲブージュを村に
2023/06/22
ぐうぐう
平和を守る。そのために武器を盾にする。「戦争も奴隷もない国を目指す」その高い志しを実現するには、やはり武器が必要なのか。抑止力としての武器は、やがては盾から矛へと変わるのだろう。人の疑心が、そうさせるのだ。そう考える時、強さとは矛を、あるいは盾を持つことではなく、それを手にしないことなのだと気付く。暴力とは、弱さが招くのだ。であるならば、トルフィンよ、強くあれ!
2023/07/12
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