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いつの空にも星が出ていた (講談社文庫)

いつの空にも星が出ていた (講談社文庫)

いつの空にも星が出ていた (講談社文庫)

作家
佐藤多佳子
出版社
講談社
発売日
2023-08-10
ISBN
9784065324295
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いつの空にも星が出ていた (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ぼっちゃん

大洋ホエールズ、DeNAベイスターズを愛して止まない横浜ファンの物語4編。会ったこともないおじいちゃんが日本シリーズの切符を取ってくれて一人新幹線に乗りおじいちゃんと観戦する『ダブルヘッダー』が良かった。

2024/01/27

よっち

全てホエールズ、ベイスターズを巡るエピソードで綴られる、ベイスターズを愛する登場人物たちを描いた連作短編集。物静かな高校の先生が連れて行ってくれたスタジアムの思い出。予備校に通う女子高生と青年の出会い。家業の電気店を継いだ若者の好きなもの。洋食店のシェフの父で応援団長だった祖父と初めて出会う少年野球でピッチャーの息子。自分はファンというわけではなかったですけど当時は父親の影響でよく観てましたし、低迷期とか関係なく応援し続ける複雑な気持ちとか、それでも心から好きなんだと思う気持ちが心に響くそんな物語でした。

2023/08/10

ベローチェのひととき

妻から紹介されて読んでみたいと思い、ネットで取り寄せた本。4編からなる短編集。大洋ホエールズからDeNAベイスターズへと変遷を辿るが、変わらない横浜ファンの人々の気持ちを描いた物語。特に横浜ベイスターズが1998年マシンガン打線をひっさげて日本一になるくだりを描いた部分は胸が熱くなりました。何かを推すという行為は人生を豊かにすると思いました。

2024/02/10

あい

横浜ベイスターズと共に生きるファン達を主人公にした短編集。推しのチームがいることは幸せだと再認識できたし、球場で応援したくなった。懐かしい選手の名前が出てきて自分も当時にタイムスリップしたような感覚になった。久しぶりに佐藤さんの本を読んだけれど、やっぱり最高だった。わたしの心のど真ん中に160キロのストレートを投げこまれた感じ。(伝わるだろうか)また一つ大好きな佐藤作品が増えて嬉しい。

2023/08/17

nnnともろー

大洋ホエールズからベイスターズへ。その時々の人びとたちの人間模様。弱くても強くても応援するファン。番長の引退試合はテレビで見ていた。ベイスターズファンじゃなくても野球ファンなら泣けると思う。

2023/09/14

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