KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

中野ブロードウェイ怪談 (星海社FICTIONS)

中野ブロードウェイ怪談 (星海社FICTIONS)

中野ブロードウェイ怪談 (星海社FICTIONS)

作家
渡辺浩弐
pasoputi
出版社
星海社
発売日
2023-07-12
ISBN
9784065326206
amazonで購入する Kindle版を購入する

中野ブロードウェイ怪談 (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

佐倉

『謎と旅する女』のイメージのある渡辺浩弐氏は中野に住んでいて、開かずのカフェなるものもやっているという。そんな氏による中野の怪しい話。怪談、とあるが怖い話、おどろおどろしい話ももちろんあるがそれだけではない。ブロードウェイは竣工当時設計図が存在しなかったとか、一般人は入れないマンションスペースに纏わる実話と噂、地下階にあった湖、実在した変な店と噂に語られる奇妙な店等々、都市伝説的な(それもワクワクする!)エピソードも多かった。居住者だけが知る事情を元にした『中野わらし』『真夜中の水面から延びる手』、

2023/07/11

澤水月

「建てながら作られ」設計書が残らない中野ブロードウェイ。本来高級マンションとして建てられた地にいま住む(!)著者が「中から」怪談や伝説を紹介。ホッピングババアにはおどろいたし壁の中のパイプの件はリアルにオカルト抜きで考えても怖い(改築・増築凄すぎて)。戦時この地がどうであったかなど、とても面白かった。いわゆる「今の実話怪談」は少なめだがブロードウェイを知る人、知りたい人には最高。読了7/31

2023/08/04

怪談というか、都市伝説というか。謎の解明であることの方が多い。しかしその中にもあやふやで曖昧なものもあり、そこに妄想や想像の余地がのこる。それこそ怪談ではないだろうか。悪くない。

2023/09/12

しげ

家族で中野ブロードウェイを歩いたとき、なんとなく子どもの手を離せなかったことを思い出しました。手を離した瞬間、神隠しのようにふっと連れ去られてしまうのではないか。雑然と入り組んだフロアに迷い込んで、二度と見つからなくなってしまうのではないか。そう感じてしまうような、中野ブロードウェイ独特の「不気味さ」と「妖しい魅力」を凝縮して味わえる一冊でした。面白かったです。

2023/11/08

nobu23

中野ブロードウェイに関する都市伝説的な話をまとめた短編集。ホラーに、単なるギャグまで幅広い。

2023/10/15

感想・レビューをもっと見る