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なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(1)

なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(1)

なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(1)

作家
令丈ヒロ子
浮雲 宇一
出版社
講談社
発売日
2023-10-04
ISBN
9784065332443
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なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(1) / 感想・レビュー

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イカまりこ

困ったことになった子の前に現れる「なんとかなる本」。なんとかしてって願うと不思議な図書館に迷い混んでて…って設定の連作。言葉の術でピンチを好転させていくのが笑えるし感動する。2冊目はいつもカッコいい言葉で決めて人気者だったのに、おうむ返ししかできなくなる男子の話。更なるピンチと思ったのに回りからの反応が好意的で笑ってしまった。選ばれる漢字2文字がどんな術になるのか予想できない展開で、どうなるのか気になって仕方ない。どれも素敵な話で、言葉を大事に選び、自分の気持ちを伝える子供たちが愛おしかった。

2024/04/29

Mayuko Kamiwada

困った状況に陥る5人の登場人物たち。 それぞれが「なんとかしてほしい」と思ったときに現れる「なんとかなる本」 そこで待ち受けるのは樹本図書館司書・葉飛。 登場人物の相談に乗り、困った状況をどのようにしてほしいかを聞き、それにあったコトバの術をかける。 5人の登場人物がかけられたコトバの術の中で3つ目のお話の「書直のコトバ」に私は惹かれた。 人前で話すのが苦手で、話した後にもっと違う言い方があったのではないかと思うことがある。 コトバを書き直すことができたら、便利だけど余計に悩みそうだなとも思う。

2023/11/20

けいか

言葉で迷ってしまった子たち。きっとこういうトラブルは日常にいっぱいあるんだよね。飼い猫のミューとの章が好きだったな。

2024/04/17

ゆみちゃん

おもしろかった。

2024/03/25

ゆうぴょん

小6娘。ピンチになると現れる本を題材にした短編集。言葉使いや何気ない言葉の持つ暴力性。それぞれにあった言葉の術をかけてもらうとどうなるんだろうかという内容で進む。語彙力とは違い、言葉を通して、そしてコミュニケーションの必要性を学んでいけそう。 シリーズものなのかな?

2023/12/30

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