寂聴 源氏物語
寂聴 源氏物語 / 感想・レビュー
さぜん
寂聴版「源氏物語」のダイジェスト版。第1部は何度かトライしたのでスムーズに読めるが、登場人物が増えていくにつれ混乱してくる。名前とどこの家の娘なのかが把握できないと辛い‥。しかし時代を超えても人間の人を愛する心や悩みというものは変わらないのだな。しっかり腰を据えて読みたい。#NetGalley
2024/03/14
くろにゃんこ
寂聴さんの全10巻を1冊で読めるように構成しなおしたもの。源氏の苦悩も少しは分かる…ではやはりなぁ💦どうしても女目線で読んでいるのかムカついてしまう。次はどの作家さんで読もうかな。
2024/02/01
えつ
寂聴さん訳の『源氏物語』全54帖を再編集して1冊にまとめた作品。入門書にして決定版…らしい。まさにその通りな1冊だと思う。とても読みやすくて分かりやすい。切り取られている場面はどこも名場面だから、飽きずに読めるのもありがたい。この作品を機に、寂聴さんの『源氏物語』に挑戦するのもいいし、他の方が訳されている『源氏物語』に挑戦するのもいいなと思った。
2024/03/04
なーちゃま
寂聴氏の現代語訳がいかに美しく、読みやすいかに触れられた書籍なので、この書籍が刊行された当初の目的は達せられたのだと思う。しかし、しかし…。宇治十帖や末摘花、六条院の絢爛さ等がごっそり削られてしまっているので、あれ!?の連続だった。いや、それこそ、この本の本懐か?この本は、「ささ、寂聴氏の本編、読みたくなっちゃったでしょ??長旅へ行ってらっしゃい…」と旅へ連れ出す道祖神の役割を果たしているのかもしれない!
2024/03/02
basil
audible
2024/03/05
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