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箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~(1) (モーニング KC)

箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~(1) (モーニング KC)

箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~(1) (モーニング KC)

作家
稚野鳥子
出版社
講談社
発売日
2023-11-22
ISBN
9784065336960
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「箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~(1) (モーニング KC)」のおすすめレビュー

少女漫画の世界は“魔窟”!? 新人編集者は“魔物”・少女漫画家に認めてもらえるのか――『箱庭モンスター~少女漫画家、ときどき紙袋~』

『箱庭モンスター~少女漫画家、ときどき紙袋~』(稚野鳥子/講談社)

「編集者」を主人公にした漫画が面白いのは、縁の下の力持ちである彼ら彼女らに光が当てられ、知られざる苦悩が描かれているからだ。ふだん楽しんでいる漫画が作られている過程には、こんなに汗を流している人たちがいるのか、と感嘆すらしてしまう。だからぼくは、「お仕事漫画」のなかでも編集者を描くものが好きだ。そんな一ジャンルに、またしても注目作品が登場した。『箱庭モンスター』(稚野鳥子/講談社)である。

 本作で描かれるのは「少女漫画編集」の世界。これまた、なかなか全貌が明らかになっていない世界だろう。作中のある人物は少女漫画編集部を指して、こう言う。

“ようこそ♡ 我が社の魔窟へ♡”

 主人公は、この“魔窟”に異動してきたばかりの男性編集者・臼井。入社以来、ずっと週刊誌編集部にいた臼井にとって、少女漫画誌「アンブラッセ」編集部への異動は願ってもない話だった。理不尽な残業、上司のパワハラ、超過勤務が続き、私生活ゼロの日々にうんざりしていたのである。そんな環境に比べれば、少女漫画編集の仕事はまるで“天国…

2023/11/29

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箱庭モンスター ~少女漫画家、ときどき紙袋~(1) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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山口透析鉄

これも期間限定版で冒頭50ページほどを。少女マンガの編集部ものです。 今だといわゆる総合週刊誌、もう売れにくいでしょう。マンガの雑誌もそうでしょうが。 これ無償版のDモーニングで読んでいます。四苦八苦、です。モデル等、いるのでしょうか。

2023/12/05

JACK

☆ ブラックな週刊誌編集部から少女漫画誌編集部へ異動になった臼井英。登場人物みんなが目を輝かせて恋愛する華やかな少女漫画の世界。しかし、その内実は一癖も二癖もある少女漫画家というモンスターが跋扈する魔窟だった。勝手のわからない世界で少女漫画家に振り回されながら良い作品を生み出そうと奮闘する編集者のお仕事コメディ。 インパクトのある世界でこの先が楽しみです。芦原妃名子先生の件があって、漫画家と編集者や出版社の関係が話題になることが多いですが、この作品のようにみんな良い漫画を作ろうとしていると信じたいです。

2024/02/12

みやび@夜649

電子。異動になったばかりの新米少女漫画編集。少女漫画家の実情が面白い。雑誌の経営状況が厳しいな〜

2024/01/30

くろねこ文学

「魔窟」と呼ばれる少女漫画部署で、個性的な漫画家や編集者が繰り広げる漫画制作の日常がすっごく面白い!! 少女漫画家さんてホントにみんなこんな魔物なのか!?主人公担当の売れっ子漫画家まんだ先生が面白すぎ。紙袋かぶってzoom打合せする絵面がシュールでじわじわ来る。飴野スペシャルとは?って感じで、漫画読みとして興味津々な内容でじっくり読み込んでしまった。まんだ先生の少女漫画家クイズとか、雑誌の休刊、連載打ち切り、困ったときの異世界転生ものとか、笑えるけど笑えないわりとシビアな裏事情もあり超ヤバイですよ💕

2023/11/23

Decoy

どこまでリアルに近いのかは分からないが、かなり面白い。マンガって、もはや採算を取るのが大変なのね…。

2024/03/28

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