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凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫)

凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫)

凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫)

作家
碧野圭
出版社
講談社
発売日
2024-03-15
ISBN
9784065347584
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凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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よっち

矢口楓を部長に発足したばかりの武蔵野西高校弓道同好会が、女子三人と男子三人で初めて試合に挑む第三弾。何となく調子が出ないまま終わってしまった初試合。部員で話し合って始めた朝練習。部員同士で足りない部分はどこかを確認したり、試行錯誤したり、学園祭での思わぬ騒動だったり、乙矢が始めた流鏑馬を見学しに行ったり、そんな中で臨んだ地区大会や昇段試験の思わぬ結果。部内恋愛の一幕もあったりで、周囲の助けも借りて足りないものを補い合いながら、少しずつでもみんなで着実に成長してゆく同好会がとても青春していて良かったですね。

2024/03/15

芳樹

女子三名男子三名で構成される弓道同好会が、初めての試合に臨むことから始まる第三巻。試合の結果から次へ繋がる気づきを得るとともに他校のライバル選手と交流したり、文化祭でデモンストレーションをしたり昇段審査に臨んだりと、楓の高校二年生の一年間がぎゅっと濃縮された今回でした。楓は部長だけど自己肯定感が実に低い。今回はそんな彼女が様々な大会に出場するという経験を通じ、一歩ずつ前に進み成長していく姿が描かれていてとても感激しました。さて、楓は進級して高校最後の大会とどう向きあっていくのか。続きを楽しみにしています。

2024/04/09

fuku3

2024.4.18読了。シリーズ第3弾。武蔵野西高、弓道部部長、矢口楓(高ニ)を主人公に弓道を通して彼らのアオハルを描く!彼らの活躍、躍動ある行動を読んでいると、50代のオッサンでも胸の奥がキュンキュンしてしまう!私も弓道を始めてみょうかなどと、思ってしまった!文化祭で弓道部はデモンストレーションをする。楓の憧れの先輩乙矢がその場でチョとした揉め事で、弓に矢を番えたのを不良達に向けて威嚇をする!この場面は非常に危険だ!もし万が一があったら!弓道を極め様とする人間は、絶対にこんな事はしないだろう!

2024/04/18

しゃお

シリーズ三作目。進路について悩み、人間関係に悩み、そして弓に悩む。うーん、まさにアオハル(笑)。楓の揺れる心情は、人の顔色をうかがってしまったり、一歩引いて見てしまったりと、その生真面目さが良く表れているんじゃないでしょうか。そんな中で弓道を通じ、確実に成長していく様子が清々しいですね。ところで学園祭で乙矢が見せた怒りは楓への気持ちが本気みたいのようでウフフって感じ(笑)。でもそんな乙矢を怖く感じる楓の様子も含め、その昔に読んだ丘ミキを思い出したりもしました(笑)。なにはともあれ続きが楽しみです。

2024/04/01

信兵衛

弓道の魅力、楽しさがますます感じられる、シリーズ第3弾。 次巻へと、さらに楽しみは膨らみます。

2024/03/22

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