KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

不機嫌な姫とブルックナー団 (講談社文庫)

不機嫌な姫とブルックナー団 (講談社文庫)

不機嫌な姫とブルックナー団 (講談社文庫)

作家
高原英理
出版社
講談社
発売日
2024-04-12
ISBN
9784065350997
amazonで購入する Kindle版を購入する

不機嫌な姫とブルックナー団 (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

qoop

野暮な非モテ音楽としてのブルックナーを愛する/洗練されたリア充音楽に引け目を感じる愛好家集団・ブルックナー団はブルックナーの不器用さに共感し、彼らに理解を示しつつ同時に嫌悪感を覚える主人公は、ブルックナーの音楽と伝記から不遇を託ちながら意志を貫く強さを学び取る。同じ音楽を愛する両者の間には相容れない断絶があるものの、同時に価値を共有してもいる。本作は彼らの齟齬を柔らかく包み込むように展開し、主人公の未来への展望を示して終わるが、本作の後でブルックナー団たちも変わるのか否か。

2024/04/21

MrO

ブルックナーに対して、具体的な印象を持ってないのでなんとも評しようがないが、奇書、怪書であることはまちがいない。まずは、ブルックナーを聴いてみよう。そして、ブルックナー譚を読んでみよう。ちなみに、文庫版のあとがきがすごくいい。

2024/04/14

感想・レビューをもっと見る