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ブラッドジャケット (電撃文庫 ふ 3-2)

ブラッドジャケット (電撃文庫 ふ 3-2)

ブラッドジャケット (電撃文庫 ふ 3-2)

作家
古橋秀之
伊藤 義則
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
発売日
1997-06-10
ISBN
9784073064084
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ブラッドジャケット (電撃文庫 ふ 3-2) / 感想・レビュー

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緋莢

『ブラックロッド』に続く2作目。前作に登場した私立探偵、ビリー・龍の過去が書かれています。積層都市ケイオス・ヘキサで脅威となっている吸血鬼・ロングファング。それを殲滅すべく組織された特殊部隊ブラッドジャケット。その戦いは、しかし、一筋縄ではいきません。前作よりページ数は増えているものの、それでも260ページほど。 濃密さは相変わらずで、終盤、見開きのイラストがつく辺りはグッと掴まれました。 ただ、個人的には前作の方が好みでした。

2020/10/16

V-7

再読。ケイオス・ヘキサシリーズの中ではこのブラジェケが一番好き。何度読み返したかもう覚えていない。シリーズの中で一番読みやすい作品でもあるかなと思う。相変わらずバケツをひっくり返したかのような血塗れだし人も人でなしもばんばん死ぬけど、ボーイミーツガールだし主人公は青年と言える範疇だしね。その世界観やギミックが注目されがちだけど、古橋センセって実際お話はセンチメンタルだよね。血塗れだし死にまくりだけど。しかし「バベラップ」ってのはかっこいいな。雑多な複数の言語(バベル)でラップするからバベラップ。イカす。

2011/04/09

肉田肉美

つい再読。プロットがやや単純すぎたデビュー作に比べると物語そのものの面白さが格段に進歩、ぶっ飛んだ言語感覚もこなれてよく活きている。いくら不死身だからってそこまで、というぐらい無茶な吸血鬼アクションも、ここまで徹底してやってるのはこの作者ぐらいなんじゃないかしら。

2010/06/11

umedadanke

久しぶりに読んでみたけど、切なさ分が絶妙で読み返してよかったです。ブライトライツ・ホーリーランドも読んでるとまた、感慨深いものがありますね。

2011/05/09

dousite_K

オカルトをSFの手法で調理したダークな世界観が好き過ぎる。バイオレンス溢れるグロ描写もステキですね。全体的に暗い雰囲気なはずなのに、爽快感があって良い読後感を味わえた気がします。勢いで3作目も読んでしまおう。

2011/04/07

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