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女性の覚悟

女性の覚悟

女性の覚悟

作家
坂東眞理子
出版社
主婦の友社
発売日
2022-06-30
ISBN
9784074518890
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「女性の覚悟」のおすすめレビュー

50歳からの人生が不安なあなたへ。今、女性が新しい時代を生ききるために必要な「覚悟」とは

『女性の覚悟』(坂東眞理子/主婦の友社)

 人生100年時代を女性はどう生きるべきか――いきなりそう問われたら、あなたはどう答えるだろうか。若い世代はちょっとビビってしまいそうだが、アラフォーあるいはアラフィフ世代でも答えに窮するかもしれない。必要なのは自分の人生についての「覚悟」を持つこと――坂東眞理子さんの新刊『女性の覚悟』(主婦の友社)は、そう力強いメッセージを伝え、私たちの背中を押してくれる1冊だ。

 坂東眞理子さん(75)といえば『女性の品格』(PHP新書)を思い出す方も多いだろう。東大卒業後、総理府に入省し要職を歴任したのち昭和女子大学教授という(現在は同大学の学長を経て理事長・総長をつとめる)「働く女性」の大先輩であり、しかも行政官のキャリアを積みながら2児の母としての役割を両立したという「ワーキングマザー」の大先輩。そんな坂東さんが書いた女性たちへのメッセージは、累計300万部を超える大ベストセラーとなった。その『女性の品格』から約15年、今回坂東さんが唱えるのは「覚悟」というさらに強めの言葉となった。

 ちなみに坂東さんのデビュー作…

2022/7/1

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女性の覚悟 / 感想・レビュー

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かずぼう

文体から、著書のエネルギーを感じる。共感箇所多数。「男性は会社では権力をふるえる立場にいる人ほど、自分一人では自信が無くて、組織にしがみつく。女性は肩書きは無くとも、多様な人間関係や何かの繋がりから会社を離れても通用する」、以前ここのレビューで、引きこもりを選んだのは自分自身と書いたら、それは社会がそうさせたのだ!というコメントを頂いたが、私の考えに近いものが巻末にあった「社会(政府)が何とかするべきだ」などと他人に期待するのではなく、自分の人生の責任者は自分なのだ!と覚悟しましょう!とある。同感です

2023/01/07

スリカータ

背筋が伸びるような激励の書。昭和女子大の学生に対してもこのような祝辞をされていたのでしょう。主に50代女性への応援ですが、全ての世代の女性、いや男性が読んでも為になると思います。激動する日本の最先端で子育てをしながら、海外赴任など重職を背負い道を切り拓いて来られたからこそ重みのある言葉。飽くまで前向き。人生まだまだこれからだと思わせてくれる本でした。文字が大きめで読みやすいところも老眼世代には嬉しい配慮です。

2022/08/10

てん

著者はこれまで「女性の品格」をはじめとして女性へのメッセージを送り出してきた。この本は主に人生半ばとなってきた50代の女性に向けたもの。就職して働き続けたとしてこれから定年を迎え、また家庭にいたとしてもその先をどのように生きるか。それには覚悟が必要と説く。普通にイメージする言葉としての覚悟よりは少し優しい意味だと思う。この本が主婦の友社から発行されているのも意味があるかもしれない。

2023/05/05

ぷく

懸賞に当たり頂いた本。定年まであと少し、去年人生が変わったので、急にそう言えば人生100年時代だったと『これから』に不安を覚えるようになりました。第二部は50代の方なら男女問わず共感があると思います。人生後半期は「覚悟」する事ばかり。そういうものなんだと思って生きていこう、 漠然としていた不安がはっきりして来ました。迷っていますが定年は延長しようと思います。

2023/10/05

しおこ

かっけぇ!!!!!50歳前後の女性に向けた本と知らずに借りてとりあえず読んでみたけど20代でも確かに確かにと思うところはたくさんあったし上司にも母親にも読んでもらいたいと思うところもあった。他人の好意を当てにせず、他人にしがみつかず自分で生きる。自己否定は甘えです。強い言葉が多めでガツンと来た😂

2022/10/19

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