一条ゆかり異色長編傑作選 摩耶の葬列 (集英社文庫(コミック版))
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一条ゆかり異色長編傑作選 摩耶の葬列 (集英社文庫(コミック版)) / 感想・レビュー
リッツ
昔買った本が出てきて思わず再読。うわぁ懐かしい!作者の思い入れタップリな世界。許されない愛、逃れられない運命…と、子供の頃むさぼるように読み、大人の雰囲気に憧れたのを思い出しました。それはどの年代の方にもそれぞれ当てはまるのだろうけど、りぼんや少女コミックを多感な頃に味わえて、幸せだったなぁと思いました。
2017/10/28
還暦院erk
大昔ホンの少しだけ友達の家で読んで印象に残っていた『クリスチーナの青い空』を読みたくて大人買い。スペイン内戦にナチスが介入という凄い時代設定、容赦ない暴力&殺人シーン。これが少女漫画月刊誌『りぼん』の別冊付録だったとは!60年代の洋画作品のような重厚感と力のこもったラスト。声高に戦争反対を表現してないからこそ伝わるものがある。拍手!で、表題作も有名だが『おとうと』ヒロインの病んでる愛情がまた凄い。p35で見せる歯!p44の恐怖!トップモデルとして稼いで弟を養い我が物にする姉視点で話は進むが…結末は内緒♡
2020/10/26
のりすけ
当時の「りぼん」は、よくこういう系統の作品にOK出したなぁ。かなり「お姉さん」向きの作品ですがな。一条ゆかりの、絵がサイケで時代を感じました。でも、古いんだけど、古臭くないのはさすが。セリフがかっこ良くて、フランス映画みたい。
2015/03/23
aiai
一条ゆかりさんは元々好きなのですがこちらはジャケ買いです。3つのお話が入っていますが全部もの哀しくて、それがよかったです。これが「りぼん」の付録だったなんて驚き…しかも半年間!!漫画読むのも時間がかかる方ですがこれはサクっと読めました。表紙の摩耶はオドロオドロしいですが本編は表紙ほどじゃあ無いです。姫カットで可愛い。
2017/04/23
可淡
長期連載でアンハッピーエンドだとやり切れない気分になるけど、短編でなら、アリかなーと思いました。弟を溺愛して突っ走る話、お嬢様と軍服、愛憎こんがらがった復讐劇、とバラエティに富んでいます。
2016/06/19
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