読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

日蝕えつきる (集英社文庫)

日蝕えつきる (集英社文庫)

日蝕えつきる (集英社文庫)

作家
花村萬月
出版社
集英社
発売日
2020-07-17
ISBN
9784087441369
amazonで購入する Kindle版を購入する

日蝕えつきる (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

taku

毒を求めたなら覚悟せよ。やってくれるぜ、まんげつぅ。時は江戸時代。残酷な昔話では読み取りが足りてない。いつの世も光差す道の陰は暗く、餓鬼道、畜生道、地獄道から這い出せず藻掻き苦しむ者がいる。救われず暗闇に飲み込まれていく者を、花村萬月はきっと愛情を持って見つめている。皆既日食の空に黒い瞳となって浮かぶ月が見届けたように。汚醜がなく、血汗垢尿糞の臭いを発することもない人形の物語なんかじゃない。作者自ら真の暗黒小説と称する会心作。装画に絵金は読んで納得。

2020/12/06

ナツメグ

解説の「この本を読む者は希望を一切捨てよ」に尽きる。本当に救いがない。解説者は男だからか「吉弥」がいちばんしんどかったと言ってるけど、女でもいちばんキツかった。吉弥が希望を持ってたからなのかな。あと、破壊されるシーン。「次二」の岡っ引きのシーンも夢にみそう…。時代劇の岡っ引きと随分違うけど、実際はこんなだったんだろうな、とどの話も思った。これも解説者に書かれちゃったけど、コロナ禍の中、明日は我が身と思い辛さ倍増。「長十郎」がなかったら読み切れなかったかも。

2020/08/20

Ryunosuke Moriai

学生の頃、むさぼるように読んだ花村氏ですが約20年ぶりに手に取ってみました。しかし解説の通り、読む人を選ぶこと!痛いし怖いし鳥肌立ちまくりでした。 千代と次二、オススメ。

2021/05/07

とろろ

久しぶりの読書。 絵金の表紙と帯の「この本を読む者は一切の希望を捨てよ」の言葉で怖いもの見たさで購入した。 まさに救いのない話だった。天明の時代、それぞれ苦痛に満ちた人生を生きてきた男女が日蝕とともに死んでいく連作だった。ほのかに光が見えそうになってもあっという間に暗黒の絶望に塗り込められていく絶望感。肉体が破壊される描写も凄まじかった。 とにかくグロテスクで陰惨な話ばかりだったが、するすると引き込まれて読了した。

2021/08/07

金色

いやぁすごかった。でもリアルにあったことなんだろうなぁ。武士も貴族も特権階級は無茶苦茶だ。

2020/08/12

感想・レビューをもっと見る