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佐賀北の夏 (集英社文庫)

佐賀北の夏 (集英社文庫)

佐賀北の夏 (集英社文庫)

作家
中村計
出版社
集英社
発売日
2017-07-20
ISBN
9784087456141
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佐賀北の夏 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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はつばあば

娘達が高校生になって、いつもはTV桟敷だったのに、どうしても甲子園に行きたい!観たい!と言い出してご近所のご主人に連れていってもらい、興奮して帰ってきました。佐賀の公立高校が劇的な試合で全国制覇。そりゃ甲子園には独特な雰囲気に包まれるでしょうよ。魔物が味方してくれたりもする。それも魅力の一つ。懐かしいです。子供と暮らしてきた18年。親から離れて暮らしてきた彼女達の25年。監督の百崎先生、不器用な人のようですが誠実であるのは間違いない。・・・でもご家族の方は淋しい想いをされたかも。読めて良かったです

2023/01/10

ドリル

今年はコロナウイルス禍で交流試合という形式になってしまった夏の甲子園。一昨年の100回大会で金足農業が金農旋風を巻き起こしたが、決勝で大阪桐蔭に屈した。その10年以上前に起こした佐賀北のがばい旋風を描いたノンフィクション。決勝戦のインパクトは2009年と双璧でありかなり印象に残っている。また、相手広陵のバッテリーがいずれもプロ入りしているのもなんとなくドラマチックである。もうあれから13年も経ったんだなあと改めて時の過ぎる速さに驚かされる。来年は例年通りの夏の甲子園が戻って来て欲しい。(★★★)

2020/08/17

もちもちかめ

次男が産まれる直前の夏。お盆休みにテレビで親戚達とワイワイ見た甲子園は、全く何も知らない若い母親にも眩しく美しい試合だった。これ読むと伝説の広陵との決勝戦じゃなくて帝京戦だったのかも?日程的に。私にとっての甲子園は、佐賀北。死ぬまで忘れない美しい光景。って!実は相手の方が今でもよく見るそうそうたるプロなのがびっくりしました。中村晃とか野村祐輔とか小林誠司とか応援しよう。あと、百崎先生喋りすぎ笑。他の大監督達との差が凄い。教師なんだなと思う。

2022/08/20

ジロリン

【再読】この、甲子園大会優勝を果たした時のエースが母校の監督となって、今年の地区大会を勝ち抜き、甲子園行きを決める!まるでマンガのような話だぜ♪(誉めてます、もちろんw)…「がばい旋風」再び!なるか。

2019/08/01

ジロリン

努力は報われる。だから、かけがえのない三年間限定の物語が人を魅了してやまないのだな。勿論、その努力は並大抵のモノではないし、やりとげる意志とそれを支える体力・健康も必要だ。勉学、部活はもちろん日常生活までも何問題もなく学校生活を送っていた生徒の突然(にしか思えない)自死に、大きな衝撃を受けた監督の言葉が壮絶だ。「何もなければいいんですか。何も問題のなかった子が死ななければなかったんです!」

2018/07/28

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