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ああ言えばこう食う (集英社文庫)

ああ言えばこう食う (集英社文庫)

ああ言えばこう食う (集英社文庫)

作家
阿川佐和子
檀ふみ
出版社
集英社
発売日
2001-06-25
ISBN
9784087473315
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ああ言えばこう食う (集英社文庫) / 感想・レビュー

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しいたけ

女の友情をはたから見るのは気持ちが良い。この二人のように頭が良くて品良くけなしあえればなおのこと爽快感を味わえる。それぞれの文章も、ものの例えもとても上手。特に、壇ふみさんが結婚生活をオレンジジュースに例えた文は素晴らしい。一年中スーパーにあるオレンジだが日々味が違うという。不味くなる季節もあれば酸っぱさを我慢する時期もある。そしてある日ねっとりと甘い極上のジュースに行き当たるとか。なるほど。私は今酸っぱさを我慢する時期なのか。ここを抜ければねっとりなのか。だけど誠に残念。壇ふみさんは未婚なのだ。

2016/11/03

小梅

ココまで言い合える友達って羨ましいなぁ~ 食べ物への執着は半端ない(笑) ズケズケ言い合ってるのに、楽しくて仲良し。

2014/03/10

AKIKO-WILL

【ナツイチ 2016】前に読みましたが、また久々に文庫で読むと二人の絶妙な会話のテンポに引き込まれます。お互い作家の父親を持つだけあり、似たような環境だし、檀さんは女優さんに阿川さんもキャスターなど表舞台に立っているから似ていますよね。凸凹コンビっていうだけあり、性格は似ていないけど気が合う2人。食にまつわるエッセイも2人の毒舌が良い隠し味になりそう。ワインのエッセイも出していてこの前知ったのでそちらもぜひ読んでみたいです。

2016/08/26

おいしゃん

阿川佐和子、檀ふみの、往復エッセイ。お互いを、容赦無く書きあっているのだが、そこには強い友情と、気品を感じられる。巻末に五木寛之氏が「読んだあと、何も残らないのがいい」と書かれていたが、その通りだ。待ち時間、酔い冷まし、寝る前など、集中力に欠けたときでも、のんびり気楽に読める。

2014/09/04

きむこ

「サワコの朝」で久しぶりにお二人の絶妙な会話を楽しんだ。そういえばこの往復エッセイは立読みでサラッと見ただけだったことを思いだして借りてみた。一言でまとめると罵詈雑言の応酬エッセイ。二人の品格の良さのおかげなのか(笑)陰湿にも乱暴にも感じられなくてスカっと気持ちいい。お互いの事を分かった上でのけなしあい。性格も体格も全く違う二人なのにぴたっとハマっている。全ては信頼の上に成り立っているのだろうなぁ。★4

2017/10/20

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