KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

プレデター

プレデター

プレデター

作家
あさのあつこ
出版社
集英社
発売日
2023-07-26
ISBN
9784087718386
amazonで購入する Kindle版を購入する

プレデター / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

いつでも母さん

ん~ん‥あさのさん、子どもたちの問題を描く上でこれが最後のチャンスなの?こんな格差社会はイヤだ!嫌に決まってる。確かに今この社会がユートピアだとは言わないけれど。今作は不安だけを植え付けて、どうしてくれよう・・えぇーこれで終わりですか?どこかに続きがあるのでしょうか?私の読み込み方が浅いのだろうなぁ。このもやもや感は。そんな感じで私には合わなかったようだ。そんな時もあるよね。

2023/08/19

モルク

階級社会が顕著となり町はゾーンで分離されている近未来を描いたSF。ラダンの壺は何かを追っていた情報誌ライター和の元に現れたのは情報提供者のカササギ。ストリートチルドレン、戸籍のない子などデータから漏れているこれらの子供たちを売買しプレデターに仕上げようとする組織。そして何より恐ろしいのは、巨大な権力に対しそれを認め否定できない社会。ラストには唖然!なんと中途半端な。読者に結末を委ねている?それとも続編?たとえ続編出ても読まないかも。決して面白くない訳じゃないんだけどね。

2024/02/08

美紀ちゃん

近未来もの。 子ども狩と人身売買。 ラダンの壺とは? ストリートチルドレンの闇。 あれ?②があるの? え? という終わり方。 ん?国がらみなの? 伏線が回収されて、えーお姉さんの? とか カササギの名前!とか びっくりすることも納得することも、 グォーっていう勢いのままラストに突入してしまい、 すごかったけど、 カッコよかったけど なんとなく、あれ?どうしたかな? みたいな不完全燃焼感が否めない。 あさのあつこさんの作品ではないような 迫力ある近未来の話。 アニメ映画化してほしい。

2023/09/05

itica

約十年後の未来。気候変動や格差社会は進み、表面上は穏やかでも、どこかゆがみを生じた日本。雑誌記者の和(かず)は社会の闇と言うべき場所に足を踏み入れる。そして何者かに追われる羽目に…。こんな社会は怖いな。現実にはないだろうと思いながらも想像できてしまうリアルさがある。和は闇にくさびを打ち込むことができるのだろうか、と思ったところで物語は終わっている。続編があるのか?これでお終いなのか?

2023/08/07

ゆみねこ

日本の近未来がこの本に描かれているような世界なら、やりきれない。格差社会、闇の子どもたち。ストリートチルドレンの取材を続ける明海和とカササギと名乗る謎の人物。あさのさんのイメージを覆す意欲作なのだろうけど、今ひとつ乗れないうちに読了。モヤッとした読後感。

2023/11/30

感想・レビューをもっと見る