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2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈II〉

2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈II〉

2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈II〉

作家
壁井ユカコ
出版社
集英社
発売日
2023-10-05
ISBN
9784087718423
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「2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈II〉」のおすすめレビュー

アニメ化もされた青春バレーボール小説シリーズが完結! コート横で観戦している気分にさせる、手に汗にぎる展開がアツすぎる『2.43 清陰高校男子バレー部』

『2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈I〉』(壁井ユカコ/集英社)

 このシリーズを読むまで、こんなにも男子バレーが熱く、こんなにも面白い競技だとは知らなかった。コートの中で共に戦う仲間を、選手たちが、こんなにも心強く思っていただなんて。見ていて照れくさくなるほど、まっすぐでまぶしく、そして、みずみずしい。そんな、読む者の心を震わせる青春バレーボール小説の金字塔——それが『2.43 清陰高校男子バレー部』(壁井ユカコ/集英社)シリーズだ。その5年ぶりの待望の最新作が、『2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈I・Ⅱ〉』(壁井ユカコ/集英社)。2013年に刊行されてから10年、2021年にはアニメ化もされた大人気のこのシリーズは、この最新作でついに完結を迎える。

 シリーズを未読の方のために、シリーズ全体のあらすじをおさらいしよう。

 舞台は、福井県。東京の強豪中学バレーチームでのトラブルによって不登校となった灰島公誓は、幼少期を過ごした福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁と再会した。他人の気持ちが分からず、摩擦を引き起こ…

2023/10/17

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2.43 清陰高校男子バレー部 next 4years〈II〉 / 感想・レビュー

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みかん🍊

大学リーグで戦う彼らのそれぞれが各自の目線で描かれており試合がメインの視点がばらばらで集中しにくかったが春高からのその後のみんなの姿が見られて良かった、指導の道や全日本入りや海外チームやVリーグとそれぞれの進路へ向けて動き始めるがバレーで繋がった彼らがまた一緒にプレイしたり、チームメートになったり、より一層成長しバレーの道を歩む事だろう、高校野球が甲子園で終わりでない様にバレーも春高で終わりではない、これからの彼らの活躍に期待する。

2023/11/28

さぜん

シリーズ完結編。終わってほしくない。世界に飛び出す彼らのこれからを読みたい。大学リーグの面白さを小説で堪能できるとは思わなかった。息子のバレーをずっと応援してきた身としては彼らの努力、苦悩、喜びがリアルに伝わってくる。弓掛の「あと10cm」は169cmながらミドルだった息子の叫びと重なる。でも彼はきっとその壁を壊してくれるだろう。ラストの清陰のメンバー集合にムネアツ。折しも春高決勝戦。男子バレーが見せる青春に勇気と元気をもらった。

2024/01/09

大学リーグの11日間の熱戦を間近で見ていたように、満足感ある読書でした。海外に挑戦する者、Vリーグに加わる者、別の道に進む者…選んだ道は違っていても、心から応援し合える関係が素晴らしい。これで完結なのは寂しいけれど、それぞれの道に挑戦する彼らを応援したい気持ちで一杯になりました。

2023/10/28

えりこんぐ

シリーズ完結編。大学編になってから、ものすごーく登場人物増えてるし、名前がみんな個性的だし大変だったけど楽しかったなぁ。三村くんの怪我とか、小柄な弓掛くんの挑戦とか、金髪キャプテン太明の進路とか、大学編になったらユニチカあんまり目立たなくなったなぁ。そっか。これで終わるのかぁ。。【図書館】

2024/01/18

よっち

最終日の最終試合に持ち越された灰島・黒羽のルーキーコンビが入学した欅舎大学、大学王者・八重洲大学、弓掛が打倒八重洲を誓う慧明大学が競る三つ巴の戦いの熱い戦いが描かれる第二弾。ギリギリの戦いを繰り広げる八重洲と慧明の上位対決。そして結果次第で優勝の争いを大きく左右する一戦となった慧明と欅舎の最終戦。大きなケガを乗り越え、全力を出し切れる喜び。ハンデを越えて強さを証明しようとする決意。仲間のために優勝を勝ち取りたいという誓い。灰島や黒羽だけでなく、登場人物たちそれぞれの様々な熱い想いが感じられて良かったです。

2023/11/07

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