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男の条件

男の条件

男の条件

作家
川崎のぼる
梶原一騎
出版社
集英社
発売日
2013-09-26
ISBN
9784087806991
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男の条件 / 感想・レビュー

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ジョン

旋盤工の旗一太郎は、ひょんなことから売れっ子マンガ家のアシスタントをすることになった。そこは締め切りに追われる修羅場。その修羅場に男谷草介という男が現れる。一太郎は、男谷の迫力に圧倒され、彼の語る男の条件に憧れ、本職もアシスタント仕事もなげうち、弟子入りをした。本物の男になるため、一太郎の波乱万丈な漫画修業がはじまる。……まだドヤ街があった時代の物語。戦後の混乱期における人間の生活臭がぷんぷんしてくる。さすが全盛期の梶原一騎の手がけた物語だけあって抜群に面白い。川崎のぼるの絵もすごい迫力。顔がいい。

2018/01/06

gachin

バカではある。が、骨のある熱血が気持ちいい。全く参考にはならないが、心の栄養にはなる。熱血マンガの廃れた後の時代の世代なので、新鮮に感じた。

2020/04/11

izumiyukio

ガチで書くと、「だんじて小手先の作品をえがくなかれ おのれの血のすべてをインクにせよ!」という言葉の通り、自分の身から出たものでないと本当に心を打つものにはなりえないと思う。その反面、不遇の幼少期を経験した月影光が成功だけを追い求めてしまうのもわからなくない。どちらも人間。

2013/10/13

流石速人

バクマン。で触れられていたコマに「※現在絶版」とあって、読めないなー読みたいのに!と思ったのを記憶していたので、書店で見つけて即購入。こう言うとアレだが、予想外に面白かった! 理想の男を目指しつつ、その誰もがちょっと馬鹿だったり失敗したりで中々これという人生は送れない。そこがいいな。

2013/10/03

kobaatsu

「一見…いさましげにやたら戦ばかりをやりいばりくさって米を食らうだけの武士なんぞ男という字につかわれておらん」と言った矢先に江藤新平の引用をする男谷先生かっこよすぎです。しかしこれ、おもしろすぎ。

2013/09/29

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