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Papa told me 春 (YOUNG YOU漫画文庫)

Papa told me 春 (YOUNG YOU漫画文庫)

Papa told me 春 (YOUNG YOU漫画文庫)

作家
榛野なな恵
出版社
集英社
発売日
1996-11-22
ISBN
9784087851069
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Papa told me 春 (YOUNG YOU漫画文庫) / 感想・レビュー

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陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

「優しさごっこ」を再読し、父娘の思い合う空気が似ていると再読。知世ちゃんのお母さんとお父さんの万葉集のような出会い。「紅匂う桃の花下照る道に出で立つ乙女」/追いかけていれば安心のような気がするという、これは全くの自己満足。そして彼女はこちらの勝手な思いの一歩向こうを平気な顔で歩いていくんだ。/20の頃の私は先生みたいな人と結婚して知世ちゃんみたいな娘を贈り物にと夢みてたな。夢が打ち寄せる 時がさらわれる 繰り返し繰り返し 私は未来を思い出す 理想は月の様に見ているだけで心が柔らかく暖かくなるような人。

2015/03/26

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

ポケットに入りたいなぁといつも思ってた私に対して、ちせの無意識の包容力にパパは癒されてるのを見るとね。父の日のエピソードのそれぞれの子供たち、失う事が無い永遠と思うからこそ、おざなりにしても笑っていられるし、存在の有無を意識するからこそ想うことがある。意識しようとしまいと大切なものに変わりなく日々は移ろいでいく。そして、「さみしいこともすてきなこと」と感じる知世。みんなそれぞれの「すてきなこと」を持っていてお互い違っていても尊重することはできるんだよね。表面の形が違えども何かを想うその気持ちは共有できる。

2012/10/07

リカステ

小さな頃からのお気に入り。

2017/11/26

food

まさかこんな名作があったとは。知世ちゃんの子供であることを楽しんでいる感じが見ていて心がふっくらすると同時に羨ましくて地団駄踏んじゃいます。大人が子供であることを楽しむとブリキの太鼓のオスカル君みたいにいやらしーくなっちゃいますが、知世ちゃんにはそんなところが微塵もありませんね。だって子供ですから。あとは子供と大人の関係について面白い視点から眺めているところがいいですね。似てるので「よつばと」と比べるとあっちはおかーさんがいないことに対して何にも構えないという対処をとっていますが、こっちは楽しんでいます。

2011/01/14

あんこすきの守

46話が印象的「その人を好きでいる自分が好き。じぶんの位置も好き」「一人で指輪を買うこと。一人で生きてること。でも一人の人をずっと好きでいること」「幸せな夢は見るけど幸せへの野心は持たないこと」「さみしいことだってすてきなことなんだって」「みんな違う自分のすてきなことを持ってるのにね」

2013/06/20

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