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リュウ 7 (少年サンデーコミックス)

リュウ 7 (少年サンデーコミックス)

リュウ 7 (少年サンデーコミックス)

作家
矢島正雄
尾瀬あきら
出版社
小学館
発売日
1988-02-01
ISBN
9784091215871
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リュウ 7 (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー

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佳蘋(よし)

再読

やいとや

完結。初読時にも思ったが、果たしてこの物語はハッピーエンドなのか、バッドエンドなのだろうか?正はリュウと王が協力して世界を善導する事を望んだが、それは叶わず、リュウも「知の普及」を目指す決意をするが、ラストシーンは廃墟となった王城に残った王座の残骸に座る竜二の暗いカットで終わる。全くカタルシスも解放感も無い。正は人間の自由意思が争いを招く事を避ける為にドーマ計画を実行した。リュウは望まれた救世主となるか、歴史上の革命家達が虐殺と圧政の道に必ず進んだ道をまた歩むのか、描かれぬまま、物語は閉じる。昏いままに。

2021/07/12

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