風光る (39) (フラワーコミックス)
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風光る (39) (フラワーコミックス) / 感想・レビュー
そうび
本を手に取ったときから気が重かった。歴史物はどうしても避けられない流れがあるから。登場人物紹介からしてねぇ……。「まさか」の連続で走り続ける新選組。ヤキモキする神谷、沖田、近藤。銀之助があの銀之助だとやっと気づいた。榎本艦長がとっても気になるお人。次巻は江戸へ行くんかいね。
2016/11/06
蝶よ花You
学生時代の歴史や他の作品で「新選組」とその中で生きる人々を見てきましたが、ここまで知識を集約し、様々な人間の視点から描かれた作品もなかなか無いかと。普通なら新選組に関わらず多くの作品が、「主役のいる側」が善、そこに「敵対する側」を悪として描く事が多いもの。その方が話も回しやすいし、何よりわかりやすい。けれどこの作品では、あくまでも事実に基づいた各々の考えや戦が起こる。明らかな「作品の為」の善・悪をつけない。繰り返すが、あくまでも「史実ありき」のフィクション作。それを成り立たせるのがセイの存在な訳か。納得。
2016/10/02
どあら
セイちゃんと沖田さん、二人の時間を大切にして過ごして欲しいと願いながら読了。毎回ドキドキしますね(>_<)
2016/09/30
ぐうぐう
鳥羽伏見の戦いが始まる。幕末が本格化する。そんな中、臥せる沖田と見舞うセイとの、いかにも少女漫画的展開が際立つ。シビアな歴史との乖離を感じるのだ。しかし、これはやめてはいけない。なぜなら、これこそが『風光る』の肝なのだから。少女漫画が歴史を描く、これが意味なのだから。
2016/09/27
こんぺいとう
鳥羽伏見の戦いから、慶喜の突然の江戸逃亡まで。ほんと、時の流れに見放されたまま、ずるずると転がり落ちていく幕軍。源さんの死や、総司の病状の悪化など、哀しい巻だなぁ。史実を追っていくとしたら、どこまでいくのか…。
2016/10/14
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