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歩くひと 完全版

歩くひと 完全版

歩くひと 完全版

作家
谷口ジロー
出版社
小学館
発売日
2020-08-03
ISBN
9784091793362
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歩くひと 完全版 / 感想・レビュー

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ぐうぐう

本書に寄せられた是枝裕和の書き下ろし寄稿文に、こんな一文がある。「2004年に『誰も知らない』という映画を撮って海外の映画祭を頻繁に回るようになって以降、特にヨーロッパで、中でもフランスで「タニグチジローを知っているか?」「君はタニグチが好きだろう」「映画化するつもりはないか?」と、期待を込めた熱い眼差しを向けられることがあまりにも多くなったので、そこまで言うなら、と買って読んでみた。読んで、見事にはまってしまった」(つづく)

2020/08/09

緋莢@感想お休み中

「週刊モーニング増刊 パーティー増刊」掲載分は勿論、海外の雑誌に発表されたエピソード2編(うち1編は単行本初収録)、映画監督・是枝裕和の寄稿文、別冊読本(内容は雑誌掲載時の縦柱に書かれた近況報告、単行本の「作者の言葉」、当時の担当編集者の寄稿)を封入しています。小学館の文庫版、光文社で出た作品集と、読むのはこれで3度目。タイトル通り、主人公の男性が歩くことを描いたもので、しかも、歩く場所は名所だったり、風変わりだったり、という訳でもありません(続く

2020/09/13

tetsubun1000mg

漫画の本だったが絵が「孤独のグルメ」の作画と同じだと気が付いて選ぶ。 セリフがほとんど出てこない静かな映像のようで、絵画の様に精緻に書き込まれている。 是枝監督によると谷口ジローさんは日本よりヨーロッパのかた、特にフランスで評価が高いらしい。 どこにでもありそうな市民の日常を散歩と風景と、街の人とのサラッとしたふれあいを描くが独特の画風に惹かれてしまう。 若いころの片岡義男のような乾いた味、小津安二郎のように(映画を見たことはないが)庶民の日常を描く感じもする。 漫画というよりストーリーつきの絵画集かな。

2021/02/25

チェアー

速度によって周囲の見え方は変わる。 新幹線には新幹線の、車には車の、自転車には自転車の、歩きには歩きの、風景がある。 しっくりくるのはせいぜい自転車までだ。 あっ、と何かに気がついても立ち止まれないのは損をしている。 速度が遅いほど、小さな、それでいて大切なものに気がつくようになる。 風や音に気がつくようになる。 それは人にとってとても大切なことだと思う。 生きていることにとって。 細かな風景と、静かに歩く人。いい本だった。

2020/12/04

アメヲトコ

光文社版も持っていますが、思わず装幀買い。ルイヴィトンのシティガイド収録作と是枝裕和監督の寄稿以外はほぼ内容は一緒ですが、判型が大きく、ノドが180度開く造本になっているため、画集的に味わえます。何気ない郊外の空気感の描き方がほんとうにうまい。

2020/08/22

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