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スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

作家
戸田誠二
出版社
小学館
発売日
2010-01-29
ISBN
9784091831064
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スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) / 感想・レビュー

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この作品のテーマはまさに、「生きることへの執着」だと思います。物語の舞台は少し未来で、人の思考・感情を操れる装置があったり、人工知能が発展していたりして、それらのSF要素が現実的で面白い…ただし、あくまでSFは作者が伝えたいテーマを伝えるための手段に過ぎないのだと思いました。当該作品で私が特に好きな短編は、第1話の「ボディレンタル」と第2話の「媚薬」でした。全力で生きることへの素晴らしさが、各話に詰め込まれており、また、余韻に浸れるものも多く、非常に好きな漫画になりそうです。。

2015/08/09

たくのみ

ボディレンタル、媚薬、クローン、抗鬱機…ドラえもんですら、バッドエンドなオチが待ってるテーマなのに、予断をよそに展開する嬉しい裏切られ感。SFだが、ヒューマンな視線がうれしい。人間の可能性を信じたくなる、7本お話。主人公たちはどこにでもいそうな男女ばかり。(女性がみんな似てるのは気のせい?)弱さ、孤独、挫折、その描き方がどれも優しいのだ。

2014/04/29

ささやか@ケチャップマン

名作。ほんと名作。どの短編も上手くいかない人生にもがきながら、それでも希望へと向かって生きようとする人間が描かれていて、読んで良かったと思えた。この人の他の作品もぜひ読んでみたい。

2013/11/04

マキノ

この人の描く漫画はSF設定も多いが、ここでいうSFはサイエンスフィクションという本来の意味ではなく藤子F不二雄の「すこし不思議」という意味が適切だろうと思う。 突出した絵柄ではないが、日常を切り取ったストーリーと相性のいい作者の漫画は読みやすくとても感情移入しやすい。 「クローン」が特にお気に入り。親子関係とはエゴなのだと思っているが、作中の母親の感情を考えると、本当に胸が苦しくて涙が止まらない。

2015/10/11

ireadertj

なんか、立て続けにこういうの読んでしまった。 この歳になり、改めて思う。ただ、がむしゃらに進んでいくのがいいのか、その先のこと、そして、ただがむしゃらにやることに身体も心もついていかないのではと思うこと。 とりあえず、いっときでも純粋に笑顔を出せる状態ではいたい。

2019/02/23

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