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原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書

作家
大前研一
出版社
小学館
発売日
2012-07-25
ISBN
9784093897426
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原発再稼働「最後の条件」: 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書 / 感想・レビュー

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2011年12月に福島第一原発事故の報告書を大前研一が政府に提出。それを一般向けにまとめたもの。著者は元々原発技術屋であり、どんな報告書か興味を持ち手に取った。報告書の結論としては、全電源の長期間喪失を想定していなかったのが最大の誤り。そのため原子炉の冷却をはじめとするあらゆることに影響が出た。極端に言えば、津波のせいではなく、もともと設計に穴があったともいえる。今、ウランが福島で裸で冷やされていると思うと、それが本当に日本で起きたことかと思ってしまう。原子力なんて、本当に我々に扱えるのだろうか。

2019/03/18

彩灯尋

図や写真付きで説明してくれているのでとてもわかりやすい。あの事故の時のシミュレーションによって、もしかしたらこれほどまでに大きな事故を回避できた可能性があったことがわかったが、結局こうなってしまった今にはもう夢の話でしかない。これから大事なのは、今の現状からの脱却であり、また同じことを繰り返さないようにすること。ここから学んでいかなくてはならない。

2015/07/28

復活!! あくびちゃん!

(本書をそう言って良いのかどうかわからないが)良書。問題は、何故政府側からこのように分かり易い報告書がでてこないのかということと、著者が指摘しているように、他の報告書は本質を見誤っているということだ。しかし、私のような素人にも分かり易い説明で、本当に感心した。

2012/09/02

takao

わかりやすい。

2017/11/02

Pikatyuagarden

・襲来した津波の立ち上がりは高さ45mの建屋を上回った ・6系統もあった外部電源の全喪失 ・事故、過酷事故、極限的事故 ・枝野官房長官 ・PWRとBWR

2016/04/04

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