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私が先生を殺した (小学館文庫 さ 40-2)

私が先生を殺した (小学館文庫 さ 40-2)

私が先生を殺した (小学館文庫 さ 40-2)

作家
桜井美奈
出版社
小学館
発売日
2023-05-02
ISBN
9784094072501
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私が先生を殺した (小学館文庫 さ 40-2) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

受験を控えた高校三年生の担任・奥澤潤。避難訓練で全校生徒が集合している面前で校舎の屋上から飛び降りた。生徒達は強いショックを残したままクラスへ戻るのだが、彼が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変していく…。奥澤と関わった生徒が語り手となり、それぞれの視点から見た状況を語り、なぜそこに至ったのかの真相を明らかにしていく。それぞれの立場から見える事だけでは真相は見えてこない。それを実感させられる物語の構成に、 切なくてやり切れない気持ちだけが残ってしまった。

2024/02/12

fwhd8325

語り手を変えながら物語が進んでいく。次第に物語の全貌が見えてくる。ミステリーとしても面白いと思いますが、一種の青春物語としても楽しめると思います。エピローグ、もう少しじっくり描いて欲しいように感じました。

2023/12/18

ma-bo

桜井さんの作品は『殺した夫が帰ってきました』に次いで2冊目。今回は『私が先生を殺した』。若くてイケメンで、生徒達想い、学校一の人気教師が屋上から飛び降りた。そしてクラスの黒板には私が先生を殺したの文字が…。事件に至るまでの経緯が四人の生徒の視点で語られる。そして最後は先生からの視点で、過去も含めて状況が明かされる。あの日までに何があったのか?そして何が起きたのか?先生が飛び降りる事に至った理由は?黒板にメッセージを書いたのは誰なのか?

2023/10/22

ほんた

一体,誰が誰を殺めたのか,一気に引き込まれました。 なるほど,そういうことだったのか。。。と最後は何か切なさを感じました。完全に先入観に入り込んでいました。 https://hontablog.com/私が先生を殺した

2023/12/09

相田うえお

★★★★☆23031【私が先生を殺した (桜井 美奈さん)】本作品は、プロローグで書かれた突発的悲劇に関して、同じ時系列で人物目線を変えることにより、徐々に全体像が見えてくるというスタイル。本タイトルからは学園ベースの定石的ミステリーと想像していたのですが、ちょっと毛色が違いました。ある誠実な男性教師が、女子生徒とのセクハラ疑惑や学校の灰色な方針強要で思い悩むのですが、あまりの理不尽さに当方の頭は赤信号点滅しっ放し!こんな事は実際にあってはなりません!と、願いながら本を閉じました。ぁあ"〜先生って大変だ。

2023/05/08

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