鳴かずのカッコウ (小学館文庫 て 2-3)
鳴かずのカッコウ (小学館文庫 て 2-3) / 感想・レビュー
yuuguren
公安調査庁というマイナーな組織が舞台で、主人公の梶壮太の入庁以後の活動、活躍が展開される。米・中・イギリス・北朝鮮・ウクライナ他などが絡む国際的インテリジェンスの世界での話というと派手な感じだが、実際は地道な情報集めが業務の主体だ。しかし、身分を偽っての潜入や追跡捜査もあり、一般人には非日常的な仕事でありその意味で楽しく読めた。
2024/03/02
kotori
予想だにしない展開。こんな裏の世界があるのかと思うと怖いけど、現実の世界も当たらずといえども遠からずなのではと思ってしまった。ドキドキの展開ながら、お茶や和歌の話が盛り込まれていたり、神戸の街並みが想像できる描写だったりで、一気に引き込まれて最後まで読んでしまいました。同じ作者の他の本も読んでみたい。
2024/01/13
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