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山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5)

山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5)

山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5)

作家
はらだみずき
出版社
小学館
発売日
2024-03-06
ISBN
9784094073386
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山に抱かれた家 (小学館文庫 は 3-5) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

房総の海の近くの暮らしから群馬県西部の山間地域へ。縁もゆかりもない限界集落で古い家屋を自力で直し、長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らし始める。気候も住む人々も異なる村でクセの強い住人との付き合いには不安が…。凪子が共に暮らすようになると、また新しい希望がうまれるかな?続編を待ちたい。

2024/04/21

ナミのママ

『海が見える家』シリーズの5作目は新章で山の暮らしにうつる。巻頭に今までの経緯が書かれているが、最初はそんな感じで都会の暮らしを連れてきたなと懐かしい気がした。山の家を購入するか慎重に考える姿勢に成長を感じ、最後は自分の感覚を信じるところが好き。なかなか大変なスタートだがそれ以上に自然の美しさ、強さが描かれていて引き込まれる。新しく始まる人間関係、これからの金銭面も含めた生活、凪子との男女の行方。文哉と自然の共存が楽しみな新シリーズ。

2024/04/02

カブ

房総の海辺での生活に終止符を打ち、次ぎなる生活の拠点探しをする文哉。前作に続き田舎での時給自足を目指す。限界集落でもあるその場所でどのような困難が待受けているのか、続きが気になる新シリーズ。

2024/03/31

きあら

海が見える家から山の家へ。新章の本作では、「旅立ち」で目をつけた家の購入から生活を始めるまで。したたかにならなければ、ここでは生きていけない。慣れない土地で苦労し挫折しそうになるけど、終盤になるに従って光明も見えてくる。最後の凪子の手紙が良かった。

2024/03/10

すみっちょ

うーん…文哉の甘さや向こう見ずさが目に余り、海が見える家の時ほど好感が持てなくなってしまいました。頑張ろうとしている姿は立派ですが、他の人とは違う人生を進もうとしている自分に酔ってるように思え、謙虚さがあまり見られず、房総の時と比べると応援したい気持ちは半分くらいです。田舎はこうあるべきという考えを曲げない部分も見え隠れして、文哉は結構頑固なんだなと感じました。凪子は苦労しそうだけど、それでも一緒にいられるほうが幸せなのでしょうね。

2024/04/20

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