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ストライクフォール (4) (ガガガ文庫 は 5-4)

ストライクフォール (4) (ガガガ文庫 は 5-4)

ストライクフォール (4) (ガガガ文庫 は 5-4)

作家
長谷敏司
筑波マサヒロ
出版社
小学館
発売日
2021-07-21
ISBN
9784094530254
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ストライクフォール (4) (ガガガ文庫 は 5-4) / 感想・レビュー

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よっち

慣性制御や散兵戦術により根底から覆された宇宙戦闘ドクトリン。シルバーハンズは火星のカレン・フェニックスを擁するガーディアンズと激突する第四弾。慣れない新ポジションで機能せず成績が下降線を辿る現状に苦悩する雄星、送り込まれてきたルナチャイルド・シルヴィア、そしてチームと雄星ともに正念場を迎える一戦。様々な思惑が絡み合う大人たち相手に渡り合う環もまた戦っていましたが、何よりそれぞれ思いを秘めながら競技に賭ける選手たちの熱量が凄まじくて、ここに来ての大胆な展開と決着に最後まで一気読みせずにはいられませんでした。

2021/07/22

しぇん

3年半。もう続き出ないと思っていたので続刊見た時は正直驚きました。スポ根でありながらSFで一歩間違えれば宇宙大戦で滅亡という危険な綱渡りであるなか、主人公のストライクフォールにかける純粋な情熱が熱くて良いですね。物語の方は不穏な描写が着々と増えていっていますが、どう乗り越えていくのか期待です。あと、次は早く読めるように祈ってます

2021/07/25

ツバサ

続きを待ってました。既刊の中で1番の厚さを誇るだけあってズッシリとした重みのある物語で読み終えた後の満足感が半端ない。雄星がわりと詰みかけている土俵際で悔しさを感じつつ現実と戦おうとするのは良い。雄星が自分の価値を見つけるところは熱くてたまらない。強豪相手に引かないシルバーハンズの激闘は素晴らしかった。環のサポートは流石としか言えません。続きが早く読みたい!ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/07/25/210000

2021/07/25

のれん

出ないと思ってた分、続刊刊行は嬉しい。 元からきな臭い代理戦争ものだとは思ったが、軍が直接運営してるチームが全体の半分とか壮絶すぎる。 スポーツ内容だけなら、ポジションを英才教育新人に奪われて、欠点克服のため努力する主人公とまたまた王道一直線。 ただ、各共同体の軍事パフォーマンスに、選手への巨額な投資とそれによる柵みが、この王道に重いリアリティを与えている。 選手も敵味方全員煽りまくるのは、短気とかではなく、現実と同じで、失敗できない重圧と、それに耐えるプライドを持っているからだ。(続く)

2021/07/23

本の蟲

SF作家が書くライトノベル、随分待ったシリーズ4冊目。人類を超越した知性から与えられた技術〈チル・ウェポン〉や、実際に兵器を撃ちあうロボット戦闘競技〈ストライク・フォール〉。まんま「タッチ」な人間関係に、「サイバーフォーミュラ」を思わせる機体開発、整備チーム、スポンサーや広告収入といった外部環境。一見いかにもアニメ的なノリだが、新技術誕生によって激変した宇宙空間における機動最適解を実に4冊かけて書いた変態的作品。さらに今巻では〈ストライク・フォール〉の模擬戦争という一面。一瞬即発の裏側が見えて緊迫感大(続

2021/07/24

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