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若冲原寸美術館 100%Jakuchu! (100% ART MUSEUM)

若冲原寸美術館 100%Jakuchu! (100% ART MUSEUM)

若冲原寸美術館 100%Jakuchu! (100% ART MUSEUM)

作家
辻惟雄
太田 彩
出版社
小学館
発売日
2016-04-20
ISBN
9784096822203
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若冲原寸美術館 100%Jakuchu! (100% ART MUSEUM) / 感想・レビュー

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17

東京都美術館主催の『若冲』展に合わせて多数の関連本が出版されていますが、こちらもその内の1冊。それぞれの本に〝売り〟はあると思いますが、この本のそれは原寸大。ただし、タイトルの若冲原寸美術館は若干誇張ありで、正確には『動植綵絵』部分の原寸大美術館ですね。とは言っても、全30幅について(もちろん縮小された)全体画とともに134の部分の原寸大画が掲載されているのは見応えあり。印刷も悪くないように感じましたが、それは実際に美術館へ行って確かめてきます。

2016/04/23

Sakie

母の誕生日に贈る前にこっそり読んだ。画集というものはそれだけで贅沢だが、これは絵の部分を原寸大でも載せる趣向だ。葉から滴り落ちる雪、鳥の一枚一枚の羽根の毛流れ、なかでも白の遣いかた。若冲の「動植綵絵」の原寸は、ほんとうに見応えがある。以前ニワトリの本を読んで疑問に思っていたことだったが、鶏は、古来日本では確かに鑑賞物だ。群鶏図の鶏たちの、なんと豪華な競演。雀から鳳凰に至るまで、一羽一羽に目があり、表情があり、意思があるように感じられる。母には老後の趣味として模写を勧めておいた。舐めるように楽しんでほしい。

2019/02/08

ドキンコちゃん

素晴らしいの一言です。若冲展に行きたいけれど、行列に並ぶほどの覚悟と時間がないので本を借りました。条幅サイズの作品の一部を切り取って原寸大で見せてくれます。 一つの作品につき4〜5カ所を原寸で見られ、会場では一幅の作品を数分以上みることは混雑で難しいでしょうから、細部をじっくり見たい方にはお薦めです。

2016/07/02

とよぽん

伊藤若冲は今年が生誕300年に当たる。春の上野の盛況ぶりが思い出されるが、この画集の一番の特徴は「原寸美」だと思う。『動植綵絵』30幅に描かれた花鳥、四季の植物、動物を原寸で見ると、細部の緻密な描き方が、若冲の生きものに対する慈しみと、それを表現したいという気迫や集中力が伝わってくる。大胆にして繊細、生きものの姿を多様な角度からとらえている。羽の一枚一枚、葉の葉脈、花弁などの描き方にも執念のようなものを感じる。熱心な仏教徒だった若冲は、『動植綵絵』を相国寺の荘厳に、と寄贈した。

2016/08/20

ドキンコちゃん

相国寺で思いがけず、動植綵絵の原寸大の複製品に出会えたので、また図書館から借りだして気になったところを復習しました。 画集では気付かなかった「落款印」の文字が分からず調べてみたり、絵の意味を熟読し、隠しコマンド?ではないけれど若冲がしかけた遊び心を再発見したり。 やっぱり実物(複製品)を見たら細部を見たくなります。んー図書館本ですが欲しくなりました。

2016/10/26

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