KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

エチカの時間 (1) (ビッグコミックス)

エチカの時間 (1) (ビッグコミックス)

エチカの時間 (1) (ビッグコミックス)

作家
玉井雪雄
出版社
小学館サービス
発売日
2020-04-27
ISBN
9784098604623
amazonで購入する Kindle版を購入する

エチカの時間 (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

トラシショウ。

「投げれる石を投げないのは損だとばかり・・・ちょっとでも気に入らないものを鵜の目鷹の目で探してる。選挙には行かなくても、スマホで出来る「人類裁判」には毎日鬼の様に投票してる。全ては他人を裁き、引きずり下ろす為」。自身を将棋の「歩」と規定し、コスパ優先で生きる若者・日野はある日、都心部での建造物崩落による人的被害の選択を強いる国家機関による「AI育倫」に立ち向かう羽目になる。250人の死傷者か、3人の死者か。突然に直面させられた「トロッコ問題」に「正解」はあるのか。めちゃくちゃ面白い!(以下コメ欄に余談)。

2020/04/30

MS009

雑誌で2話か3話を見かけて「これはコミックスになってからまとめて読もう」と発行を待ち焦がれていました。自らを「歩」という主人公尚更。でも、「歩」も成れば「金」なんすよね。果たして、七太郎や瑠衣と倫理バトルを繰り広げる中で「成る」ことができるのか。

2020/05/15

TaHi

とっつきにくい倫理問題を、マンガで面白おかしく読むことができてよかった。キャラ設定も興味深く、トロッコ問題もマンガだと理解しやすくなるように思った。

2020/04/29

yom

丁寧に読者へ倫理を教え揺さぶっていく。最初のエピソードが1巻で解決しないので続きを読まざるをえず判断を下しかねる。分かりやすく噛み砕いてるのは分かるけど、丁寧ゆえの煩わしさはあるかも。

2022/05/25

4 作者初読。「倫理」を本格的に掘り下げる、物凄い意欲作。めちゃめちゃ面白いんだけど、テーマがテーマだけにモヤモヤするところもあり、このヘビーさは好き嫌いあるだろうな。「トロッコ問題」にしても、本来思考実験だからこそ限定されている選択肢を、現実に起こるにも関わらずAかBしか選べない、それは国が人権よりもAI開発を重視しているから、というそもそもの設定も少し苦しい。作品の趣旨を要するに思考実験のリメイクというか、エンタメ的な味付けと考えれば、その思考の沼にどっぷりとハマる楽しみ方が正解なのだろうな。

2020/10/16

感想・レビューをもっと見る