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エチカの時間 (2) (ビッグコミックス)

エチカの時間 (2) (ビッグコミックス)

エチカの時間 (2) (ビッグコミックス)

作家
玉井雪雄
出版社
小学館サービス
発売日
2020-04-27
ISBN
9784098605934
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エチカの時間 (2) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

「あんた達が知ってる父ちゃんの駄目さなんてたかが知れてるんです!本当はもっともっともっともっと駄目です!だけど・・・それを言っても良いのは・・・この世で僕だけだ!」。見ず知らずの250人か、顔見知りの3人か。鉄球崩落による現実の「トロッコ問題」の刻限が迫る中、AI「七太郎」の力により少年時代に蓋をしていた日野の記憶が蘇る。立場を入れ替えて「功利主義」に就いた百上、「義務論」に就いた日野、七太郎が採択するのはどちらの意見なのか。1stシーズン「トロッコ問題」の終幕と次回の導入までを収録(以下コメ欄に余談)。

2020/05/01

MS009

「しかし子供に『なおさら』って名前つける親ってどんなん?」と思ってたら、とってもヤバそうな父親だった。トロッコ問題に決着。ちょっとご都合よすぎ?そして、ふつうこの手の思考対決ものって(AIならなおさら)中立・公正なキャラじゃないと、と思うんですが、七太郎って灰汁が強すぎない?

2020/05/15

TaHi

「トロッコ問題」の次は、「囚人のジレンマ」か。マンガだと比較的気軽に読めるのか理解しやすいのかなと思ってしまう。しかし、人気の塾講師の授業を受けたような感じでその時はわかったように思うけど実際テストで点に結びつかないのと似ているように思った。つまり、深くは理解できない。もちろんエンタメとして最高に面白いからいいけど。ただ、せっかくだからこのマンガを読んだ後にそれぞれの問題をウェブなり本なりでフォローすると理解が深まってもしかしたらより楽しめるのかなと思った。面倒くさいけど。

2020/05/16

4 トロッコ問題、どっちに転んでも後味が悪いのは間違いないので、最終的には第三の選択にしてくるのは予想通りというか、エンタメである以上当然の帰結と思う。まぁ、そこは結末がどうこうというより、問題について考えさせる過程に意味があるということなのだろう。しかし、倫理に答えはないというようなことを言いつつ、七太郎の育倫のためには人権蹂躙も辞さないというエチカノーツ達自身(特にAYAKO)の行動原理について葛藤を描かないようでは片手落ち、という感じもする。そこら辺は今後に期待していきたい。

2020/10/17

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