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九条の大罪 (4) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (4) (ビッグコミックス)

九条の大罪 (4) (ビッグコミックス)

作家
真鍋昌平
出版社
小学館
発売日
2021-11-30
ISBN
9784098611843
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九条の大罪 (4) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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みこ氏

三巻のおもちのネタも辛かったが、今巻もなかなかです

2022/03/07

lily

今回のテーマは「ぴえん(地雷)系女子」。性的虐待など壮絶な幼少期を過ごした笠置雫は、歌舞伎町をたむろする中でホスト系イケメンの修斗と出会う。彼と会いたい一心で金をつぎ込み、AV女優になり、風俗嬢になり…という絵に描いたような転落ぶりは『闇金ウシジマくん』初回の村田久美子を彷彿とさせる。タイトル「消費の産物」に皮肉が効いているが、それでも彼女の人生は幸せなのだろうか。転落していく者には転落する自由があるのか。正義論をめぐる九条と人権派弁護士の亀岡麗子(イメージ的には亀石倫子?)との対決が見もの。

2022/01/19

kiki

始終、無表情で描かれる彼女の表情が幸せそうに動いた時期があった。AVの仕事をしている時の彼女は守られていた。この界隈だって社会の一つの歯車。彼女は自分で社会と繋がっていた。いいことかは分からないけれど、彼女には適正があったように思う。でも引き剥がされてしまった。自分のものさしで図られる幸せだとか、自分の欲望だとか、彼女はいつでも、そんな誰かの何かによっていいように扱われていた。彼女は、いつでも精神的に誰かに侵され続けていたように思う。その中でも誰も彼女自身の『居場所』を作ろうとしないのが一番辛かった。

2022/01/01

せいきちろう

【手抜きで生きてる弱い人間は、愚痴と文句と足の引っ張り合いで戦わねぇ。】京極清志  ヤクザの言葉ですが刺さります。仕事でも愚痴と文句ばかり言う人がいると士気がさがり、戦えない集団であることが悲しくなります。

2022/01/22

歩月るな

あれ、こんな内容なのにマジでそんな大手メディアや漫画読みたちが紹介してたりするのか、へえ、なるほどね、問題提起的な。結局の所、日常系なんだなって距離感もある。「これは、私の話だ」みたいな読みをしちゃうのは、危険だよね、うっかり迂闊でした。学生時代にどれだけ人脈作るかなんだよな、結局の所。ここに来て、壬生さんの過去が、九条先生にも共有されることになった。

2022/07/04

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