王様の耳: 秘密のバーへようこそ (4) (ビッグコミックス)
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王様の耳: 秘密のバーへようこそ (4) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
抱えきれぬ秘密は漏れる運命にある。漏れることが必然だとしたら、漏らされた側の行いに罪があるのか。いや、そもそも抱えきれぬほどの秘密にこそ罪があるのではないか。「真実を探り真実のままに伝えるのが私たちの仕事だと思ってた でも本当は何を伝えるかを選ぶことがこの仕事なのかもね」人が人である限り、真実もまた形を変える。なのだとしたら、真実を真実のままに伝えることなどできないのかもしれない。そうして秘密は生まれ、大きくなる、のか。
2024/03/09
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