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ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)

ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)

ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ)

作家
田村由美
出版社
小学館
発売日
2018-10-10
ISBN
9784098702046
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ミステリと言う勿れ (3) (フラワーコミックスアルファ) / 感想・レビュー

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❁かな❁

今回は広島編の続き。代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るという狩集(かりあつまり)家の遺産相続争いに巻き込まれてしまう整くん。相続人のひとりと汐路にお願いされ遺言書の開示に立ち会うことに。遺産相続のお話は長編で本格的ミステリな展開。いつも整くんの語りにハッとさせられたり、そうだよなぁって思ったりしてひき込まれる。「"女の幸せ"それは女の人から出た言葉じゃない。だから間に受けちゃダメです」「自分が下手だってわかる時って目が肥えてきた時なんですよ。だから下手だと思った時こそ伸び時です」整くんの過去も気になる。

2019/04/02

眠る山猫屋

まさに横溝チックな歴史が紐解かれていく。現代に持ってくるにはちょっと無理がある気もするが、歪んだ家系の歴史というのは存在するかもしれない。そして、またしても久能整くんが気づいたのは、家族の暗夜の裏返し、汐路ちゃんたちのお父さんたちの優しさと勇気。因習を乗り越える為の強い意志。

2019/05/04

ネギっ子gen

狩集家相続人の一人・汐路の“超絶美形の彼氏”(のはずだった)久能整は、一族の遺産相続争いに巻き込まれた。だが、今度の相手は厄介だ。お喋り好きな整に対し「話を聞いてくれない一族」だから。「うざい」ってよく言われるらしい整くん。このキャラ好きだ。【読者への細やかな配慮を感じた箇所】54頁。相続ライバルの一人・新音が(柄にもなく)子どもに優しく接したシーン。「優しいね」と言われ、「いや、わし、ガキの頃、バカじゃなかったか思うて」と応える。一読して「?」となってると、欄外で「※バカじゃなかったな と思うて」と。⇒

2022/10/08

みかん🍊

またしても事件に巻き込まれる整くん、今回の犬神家の一族的な展開はおどろおどろしい、子供はどうせ分からないと思ってスパイに使ったりしてはいけない、そんな馬鹿ではない、いつでも親や大人の話を聞いているのだ。

2021/09/20

鱒子

引き続き 広島の遺産相続のおはなし、いよいよ佳境に! しかし今巻では完結せずもうちょいです、結構長め。 ガロ君は整(ととのう)にとって、恋人のような親友のような存在ですね。ひと昔前の探偵ものなら、ホームズ vsモリアティ、明智vs二十面相、金田一少年vs高遠 というライバル関係になりそうなところですが。 整(ととのう)、実に微笑ましいです。

2019/04/12

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