数字であそぼ。 (2) (フラワーコミックスアルファ)
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「数字であそぼ。 (2) (フラワーコミックスアルファ)」のおすすめレビュー
神童と呼ばれた理系大学生が「数字を考える」に挫折！ 2留の果てに出会った友人、数学との関係がおもしろい
『数字であそぼ。』（絹田村子/小学館）
学生の頃に早々に挫折した「数学」。もはや筆者は「何がわからないのかもわからない」レベルで、数学に関して苦手意識が強い。ただ、テストや受験対策に関して言うと、公式を丸暗記して、問題を何パターンか暗記してしまえば、少なくとも赤点は免れる科目であった。そのため、死ぬほど苦労した記憶はないのだが、本質的なことを理解していないため、数学に必要な「考える力」は一切身に付いていない。結果として、数学が得意な人が見出すというロマンや美しさがわからない実情は、残念だと思い続けてきた。
『重要参考人探偵』『さんすくみ』の絹田村子先生の最新作『数字であそぼ。』（小学館）は、筆者のように、数学を暗記で乗り切ってきた大人たちに、真のおもしろさをわかりやすく伝えてくれるマンガだ。
本書の主人公は、京都の名門・吉田大学理学部に合格した秀才・横辺建己（よこべたてき）。抜群の記憶力の持ち主で、一度見たものは決して忘れない彼は、地元では「神童」ともてはやされ、物理学者になりノーベル賞をとることを期待されていた。
しかし、彼は初日の「微分積分学…
2019/6/23
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数字であそぼ。 (2) (フラワーコミックスアルファ) / 感想・レビュー
いぼいのしし
おもしろいけれど、集合と位相とか、数学の方はさっぱり。。。
2022/09/22
りらこ
電車の中で大爆笑してしまって、やばい人になってしまった。記憶力の良い、良すぎるある意味天才横辺くん、面白すぎる。そして今の高校生には、ラマヌジャンも、タクシー数も普通に知っていることらしい。映画にもなっているんだそうだ。私もラマヌジャンに塩鮭と久保田を供えたい笑。久保田は即呑むけど。
2020/07/16
LUNE MER
作中で横辺くんが読んでいる線型代数学のテキスト、自分の大学時代の本とお揃い♫…とてもいいテキストだと思うのだけど、悲しいことに現在は絶版。実家に置いていた現物は勝手に処分されたらしい(殺意)。ここまでで横辺くんの直面した数学は微積、線型代数、そして位相。作中の面々の反応が本当にリアル過ぎて、読む度に学生時代に意識が引き戻される。理学部に進むような人はみなサクサクと数学が出来るというイメージは幻想であることを克明にドキュメントしてくれているイチオシの作品。
2022/10/12
美東
河川敷で打ち上げ花火で遊ぶのは絶対に止めましょう。「危うく大惨事になるところだった．．．ほんと怖かった。」（体験者談）。怖い話といえば、「私、ラマヌジャンが好きなの」っていう女がほんとにもしいたら怖いかな。「尊敬する人、キャヴェンディッシュ」って自己紹介したヤツは実在した。「ギャーッ」
2022/02/03
えも
2巻もなかなか。数学ネタも楽しいが、大学ネタがあるあるでツボる。 3巻まで買ったけど、すぐ次を読みたくなるので危険だ♪
2021/07/17
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