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よみがえる力は、どこに (新潮文庫)

よみがえる力は、どこに (新潮文庫)

よみがえる力は、どこに (新潮文庫)

作家
城山三郎
出版社
新潮社
発売日
2017-03-01
ISBN
9784101133386
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ジャンル

よみがえる力は、どこに (新潮文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

『人間は負けるように造られてはいない』の帯に誘われて。負けない人=他人の評価を気にせず報われない営みを続ける人。嗚呼そうだよ、所詮人は『死』に向かってそれでも淡々と『生』を生きているのだと思う。私はその中にあって、取り巻く全てを愛おしく感ずる自分でいたいと思う・・『そうか、もう君はいないのか』の補遺があって嬉しい。最後の一句も沁みる・・そして、吉村作家との対談が良い。戦争の非日常・軍隊の異常、今の政治家たちに聞かせたいものです。江上剛の解説も良かった。

2017/04/02

金吾

◎大変面白かったです。エッセイも面白いのですが、奥様との繋がりがひしひしと感じる「君のいない一日が、また始まる」と吉村昭さんとの対談が秀逸でした。

2023/08/02

たんかれ~

城山三郎の公演、遺稿、対談。印象に残ったのは、本田宗一郎のエピソード。自宅での鮎釣りパーティー、そのお土産は虫籠に入った源氏蛍!、外国人バイヤーの入れ歯、工場での将棋差し、藤山一郎の外車修理、引っ越ししたばかりの自宅に帰れなかった話など。

2017/12/24

こぺたろう

台風接近に伴い、妻と子は実家へ。私は仕事のため自宅に残りました。そんな中で、子供に中断されることもなく本書を読了。本書の半分ほどが吉村昭氏との対談で占められており、お二人のファンとしては大満足の内容でした。台風被害少なければ良いな。

2023/08/14

おせきはん

作品の主人公の方々の生きざまに触れた『よみがえる力は、どこに』や、吉村昭氏との対談から、第二次世界大戦時の海軍での経験により組織嫌いになった城山三郎氏の作品の背景に共通するテーマを理解できました。一方で、吉村昭氏の「しあわせ教」は、作品からは想像のつかない、私にとっては新鮮な発見でした。

2017/08/01

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