読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫)

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫)

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫)

作家
沢木耕太郎
出版社
新潮社
発売日
1994-04-28
ISBN
9784101235080
amazonで購入する Kindle版を購入する

深夜特急4-シルクロード- (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

かなりのスピードでここまで読んできた。再読なのだが、ついつい引き込まれてしまう。この巻はシルクロード篇。前回が旅のハイライトかと思ったが、今回も負けず劣らずスリリングだ。紀行文学として白眉だと思ったのは、メシェッド(イラン第3の都市)でのくだり。同じヒッピーバスに乗っていたオランダ人青年が、物乞いの子どもたち2人に自分の持っていた、なけなしのお金を3等分して分け与えるところ。あたかも、上田秋成の『春雨物語』の「樊噲」で、主人公の大蔵が発心する契機となるシーンを思わせるようなエピソードだ。

2013/01/30

zero1

インドを出た沢木はパキスタンからアフガニスタンへと西に進む。暴走バスはあちこちの国で見られる。はっきりと書いているが、旅も長くなると感受性が失われる。親切が煩わしくなるという点は私にも経験がある。テヘランで建築家の磯崎新と再会。「世界の半分」と称えられた古都イスファハンでフォアマンVSアリのボクシング世界戦「キンシャサの奇跡」をテレビで見る。「一瞬の夏」の沢木らしい。ということはこの旅が1974年であるということがわかる。また、改宗しベトナム戦争への抵抗を見せたアリがイスラム圏で人気なのも興味深い。

2019/01/14

ゴンゾウ

いよいよシルクロードに到着。パキスタン、アフガニスタン、イランの旅。今となっては紛争地帯になってしまい沢木氏の足跡を辿るのは不可能に近い。パキスタンでの長距離バスの旅、カブールの客引き、ラマダン、キンシャサの奇跡、したたかなペルシャ商人。平和って大切だと思ってしまう。

2016/06/17

レアル

沢木さんの病気も、謎の薬で治りひと安心。旅は一路シルクロードへ。バスで揺られての旅は大変そうだけど、肝魂試す「チキンレース」は怖い。旅への慣れなどいろいろあるのだろうけど、徐々に沢木さんの旅に対する姿勢というか目線が変化してきたように感じる。。

2014/06/25

まひはる

一巻目から比べると、だんだん旅慣れしてきた筆者。ヒッピーバスに乗り合わせたみすぼらしい旅人の男が物乞いに厭うことなく、なけなしの金を分け与えていた、という場面を見た筆者の考察が印象深かった。

2013/10/19

感想・レビューをもっと見る