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雷神 (新潮文庫 み 40-23)

雷神 (新潮文庫 み 40-23)

雷神 (新潮文庫 み 40-23)

作家
道尾秀介
出版社
新潮社
発売日
2024-02-28
ISBN
9784101355573
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雷神 (新潮文庫 み 40-23) / 感想・レビュー

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H!deking

道尾秀介は文庫コンプしてるので待ちに待った新刊です。いやー凄い。今回も楽しませて頂きました。ぐるぐるに絡み合う伏線が、ラストで一気に解決しますね。それぞれ一本小説書けそうなほど複雑でした。それにしてもどんなに構えてても毎回毎回思ってもないところからひっくり返される。ひっくり返される。初期の頃の真備シリーズとかあの辺好きな人にはおすすめ!

2024/04/04

mayu

小料理屋を営む幸人を襲う脅迫の電話。幼い頃に母を亡くした村での出来事と、妻の事故がどう繫がっていくのか気になってページ数が結構あるのにあっという間に読んでしまった。小さな村特有の狭い世界と関係性、しんしょもち達に息苦しくなる。雷を落とすのは姉じゃなくてあの4人だろう!!と叫びたくなる程、真実が見えてくるほどやるせない。良かれと思ってやったことが回り回って最悪の結末を呼ぶ。都合良すぎな部分を感じつつも違和感のあった言葉はそういうことだったのか!と伏線が見事に紐解かれた一冊だった。

2024/03/10

なみ

小料理屋を営む藤原幸人の元に、家族の秘密を知る何者かからの電話がかかってくる。 そんな中、娘の夕見から、幸人の故郷へ出掛けることを提案され、姉の亜沙実と共に、31年前に起きた悲惨な事件の真相を探ることに。 雷によって失われた記憶や、死者が遺した手紙など、次々と気になる設定が現れ、新たな事件が起こり始める展開に、ドキドキしながら読み進めました。 最後の1行まで油断できない、作者らしいミステリです。

2024/03/08

時代

流石道尾秀介。完成度の高さに鳥肌が立った。絶妙なヒントとミスリードで謎を解いたつもりでいたのに、すっかり欺かれていた事に気付く心地良さ。確かにデビュー当時の背の眼などの雰囲気に近いですね。満足です◎◎

2024/03/31

久々にこれぞ道尾さん、という作品だった。ほんの些細なズレが伏線となる部分と、最近目にする文章以外の要素もあり、道尾ワールドを堪能。タイプも個人的に好きなブラックな方で良かった

2024/03/17

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