新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 (文庫)
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新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 (文庫) / 感想・レビュー
メルティ
「マイケルにはすべてがあった。才能、優雅さ、プロフェッショナリズム、そして、献身の心だ。私は今日、小さな弟を失った。私の魂のひとかけらが、彼とともにどこかに飛んでいってしまったようだ。―クインシー・ジョーンズ―」「マイケルの歌には、雰囲気としてのせつなさではなく、本物の感動を呼び起こすクオリティがある。どんなジャンルであろうが、あの子の歌の根本にはいつもブルースがあるんだ。―マーヴィン・ゲイ― 」マイケルを好きな人はさらに、そうでない人はファンになってしまうであろう一冊です。
2013/11/02
kj54
マイケルに謝りたい。私はなんと浅はかにフレイムアップに乗せられ、偏見にまみれた目で彼を見てきたか。大して知りもせず、彼の作品を切り捨ててきたか。「やっぱりモータウン時代が良かったよね」だってよ、恥ずかしい。せめて今後は、彼の作品に真摯に向き合い楽しみたい。そう思わせてくれた本書に感謝する。
2015/11/09
タカハシ
あとがきによるとタイトルに『教科書』と入れたのは、著者である西寺郷太さんが当時抱いていた「怒り」からなのだそうです。マイケルという文字通り稀代のスーパースターの活動への正当な評価以上に蔓延する根拠のない噂の横行。しかしそう書いている自分もそれらを何となく信じていたのでした。この本を読む事でマイケルという奇跡の存在が同時代にいた事を再確認したものの、もう彼を見られるのは残されたアーカイブからだけです。使われ始めた当初は半笑いで聞いていたKOPという呼び名が、早世する事で本物になったのも皮肉な話に思えます
2013/04/06
うののさらら
NONA REEVESの西寺郷太氏によるマイケル・ジャクソンの音楽的な業績・功績に焦点を当てた本。 いかに一方的な角度で物事を見るのが危ないかがわかる。
2013/03/20
小島哲史
正直、CD棚に並んでいるのを恥ずかしく思う時代もありました。 ごめんね、マイケル。
2012/08/21
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