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この恋が壊れるまで夏が終わらない (新潮文庫)

この恋が壊れるまで夏が終わらない (新潮文庫)

この恋が壊れるまで夏が終わらない (新潮文庫)

作家
杉井光
出版社
新潮社
発売日
2022-04-26
ISBN
9784101802374
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ジャンル

この恋が壊れるまで夏が終わらない (新潮文庫) / 感想・レビュー

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はっせー

青春小説が好きな人やライトノベルが好きな人・ミステリーが好きな人におすすめしたい本になっている!読書友達からのおすすめ本。王道×王道(青春小説×ミステリー)の組み合わせだが飽きずに最後まで楽しむことができた!その理由としてはおそらく主人公の柚木の心理描写をしっかり描けているからだと考えた。私自身あまりライトノベル系のものは読まなかったがたまにはこういったものも読むといいかもって気づかせてくれた作品であった!

2024/04/05

茉莉花

人気者でもなく、ひっそりと高校生活を過ごしている柚木啓太は美しい先輩・久米沢純香に心惹かれ不純な動機で図書委員と美術部に入る。 先輩に恋し、色のついたような生活を送ることになった啓太に夏休み最後の日に残酷なことが起きる。なんと、先輩が無残な死体となって見つかるのだ。 しかし、啓太は時を遡る能力を持っていた。その力を活用し、先輩の死を防ごうとするが、先輩の死には想像もしない裏があった。

2022/08/14

星野流人

めちゃくちゃ凄かったです。生まれつき12時間だけ時を戻すことのできる能力を持った主人公が、先輩の死を止めるために何度もタイムリープする話です。なぜ先輩は何度も死ぬのか? なぜ先輩の死を止められないのか? という不思議な展開が気になり、どんどん先を読み進めてしまいました。そんな中で些細なことが未来に影響を及ぼしていたりと、驚きもありました。恋物語としては切ないラストなんですが、喪失感以上のあたたかさが感じられる素敵な作品でした。とにかく読み物としておもしろく、切なくて感動的で、終わり方も含めて最高でした

2022/05/14

よっち

時を遡る力を持つ高校生・柚木啓太。彼が初めて恋をした先輩が夏休み最後の日に凄惨な死体で発見され、先輩を救うために時を遡るタイムリープ青春グラフィティ。能力もさして活用せずひっそりと過ごしてきた彼が、密かに恋をした図書委員の純香先輩。放課後は司書室に入り浸り、勧められるままに美術部に入部して絵を描いた啓太が直面する悲劇。遡るたびに変わる状況、止まらない彼女の死、そして明らかにされてゆくその背景が何ともほろ苦い展開でしたが、けれどその先に待っていたもうひとつの結末がなかなか効いていてとても印象的な物語でした。

2022/04/25

オセロ

微妙かな。事件の真相は割とすぐ気付けるようなものだし、ヒロイン(と言っていいのか正直分からない)の事情を知ってまで救おうとする主人公に共感できず。ただ、幼馴染との関係性は良かったです。

2023/08/16

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