ひとすじの光を辿れ (新潮文庫 し 86-3)
ひとすじの光を辿れ (新潮文庫 し 86-3) / 感想・レビュー
よっち
口を開けばゲートボールのことしか話さない清楚系美人の保嶋沙都美。彼女の情熱に影響されてゲートボールにのめり込んでゆく青春小説。ゲートボールの和名「門球」からモン美と呼ばれる沙都美と副部長のピン子の美少女コンビ、部員不足に入部して棚ぼた惚れを期待かと疑われタナボーと呼ばれる主人公を加えた三人でゲートボール大会優勝を目指す展開で、想像以上に波乱万丈だったピン子の事情に直面したり、激闘だった大会のあっけない幕切れからモン美の思いに触れて、タナボー自身も少しずつ変わってゆくなかなか爽やかな読後感の青春小説でした。
2023/07/28
なみ
変わり者のモン美と、金髪にピアスのピン子。 ごく普通の少年が、個性的な2人の美少女とゲートボールをすることに。 1つのことに夢中になっている人が、とてもカッコ良く描かれていました。 ちょっとした恋愛要素もよかったです。 もちろん、ゲートボールの面白さ、奥深さについてもしっかり描写されていて、戦略性の高い戦いに胸が熱くなりました。 特に最後の展開は、熱量も驚きも感動もあってすごく好きです。 あと校長先生が最高に素敵でした!
2023/07/19
信兵衛
最後の最後まで添えられた白河さんの仕掛け、それが嬉しい。本青春物語、これで終わった訳ではないのですから。
2023/08/02
毎日が日曜日
★★★+ JKxゲートボールなかなか面白かった。
2023/07/25
B A
☆4.0 さすが白河さん!ただの青春小説では終らせない魅力が溢れてました! スクールカースト、親子関係、恋愛。。高校生ならではの問題をミステリ要素を混じえながら書いてます♪ゲートボールのイメージもアップしますよ\(^o^)/
2024/02/05
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