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ワインズバーグ、オハイオ (新潮文庫)

ワインズバーグ、オハイオ (新潮文庫)

ワインズバーグ、オハイオ (新潮文庫)

作家
シャーウッド・アンダーソン
上岡伸雄
出版社
新潮社
発売日
2018-06-28
ISBN
9784102201510
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ワインズバーグ、オハイオ (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ペグ

ウィング・ビドルボームは両手で、たくさんのことをしゃべった。その細くて表情豊かな指、常に活動的でありながら常にポケットのなかか背中に隠れようとする指が前に出てきて、彼の表現の機械を動かすピストン棒となる。ウィング・ビドルボームの物語はこの両手の物語である。〜「手」の一節。 印象的なこの短編が好きでした。

2018/08/29

ゆのん

米文学の金字塔。簡単に言うとワインズバーグという町の住人達の話。読んでいると個性豊かというかクセが強いというような住人ばかりのように思えるが、自分や周りの人達が普段の生活でふと感じる事や思い悩む事と大差ないように感じた。遠くに感じる理想や思い通りにならない現状、孤独や寂しさ、憎しみやねじれた思いなど。人間のネガティブな面を再認識させられた気がする。だが、何故か読後感は悪くない。

2018/07/11

マエダ

「いびつ」な人達の物語。人間が様々な衝動に左右されること、合理的には説明できない人間の行動を描き出している。素晴らしい一冊。世界の不条理や人間の暗い部分を剥き出しにしているが誰しもが理解できる不変の文章。

2018/11/24

かわうそ

人間の内面は曖昧だったり時には矛盾していたりすることや、通行人Aにも積み上げてきた数十年の人生があることを感じさせる繊細なエピソードを通じて、人々が生きるまちそのものが浮かび上がってくる感覚。非常に素晴らしかった。

2018/09/17

えーた

舞台はオハイオ州にある架空の町・ワインズバーグ。南北戦争以後、産業革命が本格化した米国では、これまでの牧歌的な生活や価値観が徐々に失われてゆく。著者はそんな時代の変化についてゆけなかった「いびつな」人々の孤独、不安、疎外感などを、淡々と、時にエキセントリックに、しかし限りない愛着をこめて克明に描いてゆく。どれもとても寂しく切ない話が多かったが、最後はこの物語の主人公の青年の恋が成就する話で、「この寂しい場所に来たらこの人がいた」という一文にとても救われる思いがした。レイ・ブラッドベリが絶賛した名作である。

2018/10/01

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