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ファウンテンブルーの魔人たち

ファウンテンブルーの魔人たち

ファウンテンブルーの魔人たち

作家
白石一文
出版社
新潮社
発売日
2021-05-20
ISBN
9784103056577
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ジャンル

ファウンテンブルーの魔人たち / 感想・レビュー

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starbro

白石 一文は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。ファウンテンブルーって何かと思っていたら、近未来SF国際謀略妄想小説巨編でした。最初は快調に飛ばしましたが、風呂敷広げ過ぎ、最後は失速しました。果たして人類から性欲が消滅したら、人類は幸せに平和になるのでしょうか?タワマンの高層階に居住し、若い中性の美人と同棲するのが著者の理想かも知れません(笑) 最近メディアで「オナマン」という言葉が良く出てきますが、発音も意味もエロいと思います。【読メエロ部】

2021/06/07

どんぐり

AIロボットが物語の世界では流行っている。マキューアン、イシグロ、そして今回の白石と続く。初出が『週刊新潮』の連載。どうもへんてこな物語を創造したようだ。よく連載打ち切りにならなかったものだ。ひと言でいうと、荒唐無稽。あまりにリアリティがない。主人公は、隕石が落ちた新宿2丁目の跡地に建つタワーマンションに住む作家。大学生の英理との夜の営みにAIロボットのマサシゲ。アメリカ・ロシア・中国のミサイル技術者の連続死事件に白い幽霊の噂。→

2021/08/25

pohcho

「新宿二丁目の秘密。体外離脱。AIロボット。白い幽霊。不可解な連続死。隕石衝突。地球の根本原理。T、T、T、T、T、すべてはTのせい」という宣伝文句が可笑しい。いつもの白石さんにSF、オカルト、ミステリー、国際的陰謀、ジェンダーなどいろんな要素をぶちこんだ感じ。ぶっとびすぎていて時々可笑しかった(AIロボットのマー君の言葉遣いが、時々楠正成になるところがツボ)人工子宮はいいけど、性欲のない世界ってどうなんだろう。白い幽霊は結局なんだったのか?話とは関係ないけど、主人公の作るごはんがすごく美味しそうだった。

2021/07/01

nanako

読み終えました…。白石一文は大好きな作家なので、必ず読みますが、数年前から作風が変わっています。この作品に初期の作品の「感じ」はありません。ただ、所々、作者が昔から考えていたであろうことが、この作品を読むことによって判る気がします。これは例えるならば、村上春樹の「1Q84」や「騎士団長殺し」的な荒唐無稽な話…。村田沙耶香的なところも、窪美澄のある作品的な感じもあります。でも、最後はやはり「白石一文」でした。そこは変わらないんだなぁ…、と少し安心。

2021/09/05

Yunemo

本作品を読み終えて、まずはうーんとの唸り声をあげ。支離滅裂な冒頭から中盤になんとなくのイメージが湧き、後半でまたまた不可解さばかりが。これが白石文学の真髄と問われればそうなのでしょうが、全く不可解なり。現実なのは米露中要人の不審死のみ。ここから場面が展開しますが、結局は人間の繁殖とは、へ通じていきます。この不可思議な過程について行けなくて。でもこれってまだ未完と考えていいですよね。解明されない事象が多過ぎて。これが作者の意図するところなの。人類から性欲が無くなったら平和の道へ、そんなあり得ないとの想いも。

2021/09/29

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