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螻蛄

螻蛄

螻蛄

作家
黒川博行
出版社
新潮社
発売日
2009-07-01
ISBN
9784103174011
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螻蛄 / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

久々の「疫病神」シリーズ。Amazonあらすじで、自称・堅気の建設コンサルタント二宮を評した<羊の皮を被った狸>に爆笑。イケイケヤクザ<疫病神>桑原を、「ケンカの星の王子さまや」と言う性根と、しぶとさは確かに狸(笑)500万信徒を抱える伝法宗慧教寺派。その本山からの独立を企む東京別院。宗派宝物の絵巻物「懐海聖人絵伝」を巡る金の流れに、シノギの匂いを嗅ぎ付けた疫病神・桑原。ショーファー(お抱え運転手)扱いはもとより、スパイ大作戦の「さて、君の使命だが」「おはよう、フェルプスくん」扱いの二宮。ボケとツッコミ→

2014/10/30

chimako

年末に読んだが感想がアップされず年越しで。今回の二人は何と宗教団体に首を突っこむ。美女は危ないってことわからないかなぁ。何でそんなにお金があるの?有るところにはあるんだなぁ。……などと独り言を言いながら読む。組を通さず自分のシノギに仕立てたい桑原、それに巻き込まれる二宮。いつものパターンなのに面白く読ませる黒川氏の筆力に唸る。次は直木賞受賞作。やっとたどり着きました。

2018/01/06

タックン

疫病神シリーズ。仏教の宗派の欲のかいた坊主たちや取り巻きたちをやっつけにいく桑原と二宮の疫病神2人が神様・黄門様に思えてしまうお話でした(笑)そのくらい税金のかからない宗教法人は悪いってことを作者は言いたいのかな?途中で飽きたけど少しは参考になった話かな。

2014/12/27

万葉語り

疫病神シリーズ4作目。二段組みではなくなってしまいました。しかし読みやすくなりました。おい、二宮君。もう少し清潔にして、しっかり働かんといつまでたっても疫病神の世話になりっぱなしやで。どっちが、疫病神かわからへんやんか。悠紀ちゃんが、今度こそ東大卒の医者と結婚してしまうで。関西の皆さんごめんなさい。胡散臭い関西弁で。20年前を思い出してがんばってみました。次はいよいよ直木賞受賞作です。

2014/12/24

Yuna Ioki☆

749-358-15疫病神シリーズ第四弾。宗教絡みの部分は斜め読みしたが楽しめた。二宮と桑原のコンビはちょっと形勢逆転気味でダメダメくんの二宮が優勢になりつつあるかも(笑)もちろん二宮に嶋田のバックアップがあってこそだけど^_^;

2014/11/09

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