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毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル

毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル

毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル

作家
スーザン フォワード
Susan Forward
羽田詩津子
出版社
新潮社
発売日
2015-10-30
ISBN
9784105069612
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「お母さん、あなたが嫌いです」心の自信を回復させる「毒親の棄て方」

『毒親の棄て方 娘のための自信回復マニュアル』(スーザン・フォワード:著、羽田詩津子:訳/新潮社)

「毒親」という言葉を世の中に広めたスーザン・フォワード氏は、ベストセラーとなった『毒になる親 一生苦しむ子供』(玉置 悟:訳/講談社)の筆者としても有名だ。そんなスーザン氏が母親と娘の関係にスポットを当てたのが『毒親の棄て方 娘のための自信回復マニュアル』(スーザン・フォワード:著、羽田詩津子:訳/新潮社)である。本書は娘を苦しめる“愛情のない母親”の具体例を記しており、娘が心からの幸せを掴む手助けをしてくれる。

■母親神話が娘を苦しめる  母親神話とは、母親と定義される人は愛、保護、優しさを与えられるというもので、スーザン氏によれば、毒になる母親たちは母親神話を絶好の隠れみのにしているのだそう。社会はいつの時代も、母親という存在を美化しがちである。

 例えば、出産と同時に母性が芽生えてくるといった誤解をしている人は今でも多いが、母親の中には出産を経験しても親に成りきれなかったり、母性を抱けなかったりする人もいる。

 こうした認識のすれ違いが生まれると、…

2018/4/29

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毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル / 感想・レビュー

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いちねんせい

今必要なものであり、読んでよかった。

2019/08/15

小鈴

基本的に母-娘関係について。この毒親チェックリストを見る限り我が母は毒ではないようだ。一部は母親から受けた傷の確認、二部は回復の流れで、二部は言い換えるとエレガントな棄て方、ようは距離の取り方について書かれている。のだが、いかにもアメリカのカウンセラーって感じで全体的に苦手です。でも、回復の過程は親離れのポイントと同じですね。読んでいて怖かったのは回復したあとに、老いて頼ってくる母親の恐怖ですね。一時的に関係改善しても、それは親が健康だから維持されるだけのもので、老いた毒母への対処法は検討すべき問題。

2016/01/08

きみどり

もはやサブカルの趣きさえある毒親、母娘問題。インターネッツの集合知により「うちだけじゃなかったんか!!!」と気付けるようになった今、この流れは当分続くよな。だいたい、気づく→親子バトル→諦める、までのプロセスが生半可じゃなく時間もエネルギーもかかるんよね…。本書はアメリカの母娘問題の事例だけど、驚くほどに日本と同じ。西洋キリスト教文化圏も東アジア儒教文化圏も関係ないのか。今さらながら、家庭というブラックボックスの中で繰り広げられるホラーな人間関係に震える🥶

2023/09/22

Nobu A

前著「毒になる親」に続き読了。前著から感じていたことが氷解。やはり著者も母親と不健全な関係だった。共感力の源。今回は母娘に焦点を当て関係性の考察と対処法紹介。世の中、色んな母親がいて不思議ではないが、娘には全く非がないのかなと思った。完璧な親はいない。例えば、失業で一時的親切に接する余裕がなくなる時もあるかもしれない。そこから徐々に崩れていく。また、理解ある兄弟や親友がいたら違ってくる。親密になる程、関係が拗れると厄介。親に限らず、兄弟や親友、パートナーとの関係性修復に応用出来る点もあるような気がした。

2020/12/12

たった1500円で好きな時に何度もアメリカのプロぃカウンセラー、スーザンに励ましてもらえるなんて。ありがとう本。

2020/02/11

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