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スペイン巡礼の道 (とんぼの本)

スペイン巡礼の道 (とんぼの本)

スペイン巡礼の道 (とんぼの本)

作家
小谷 明
粟津則雄
出版社
新潮社
発売日
1985-03-01
ISBN
9784106019210
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スペイン巡礼の道 (とんぼの本) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

表紙はサンティアゴ・デ・コンポステラのカテドラル。いくつものルートが存在するのだが、到達点はここだ。現在のスペイン内の主要路はピレネー越えに2ルート。そして、これらがパンプローナのあたりで合流し、一路南西にある聖地サンティアゴを目指すのだ。巡礼路の写真を見る限りでは町も村々もあまりカラフルではない。基本的にはいずこも石の色で、やや殺風景にも見える。ただし、このルート沿いはロマネスク様式の教会の宝庫である。レオンこそは壮麗なゴシックのカテドラルがあるが、ロマネスクの持つ素朴さと静謐さは実に捨てがたい魅力だ。

2018/12/15

Kazyury

イスラムにより北辺に追いやられたキリスト者たちの信仰の道。サンティアゴの墓として聖地となったサンティアゴ・デ・コンポステラに至る路上のロマネスク様式の建造物はそんな信仰心の顕れなんだろう。 浅学のため、ロマネスク様式が何か、自分は言葉上の意味しか知らない。が、本書の写真で間接的にではあるが、半ば廃墟となりつつ石に刻み込まれたある種の熱量を感じることができる。 信仰、信仰者から得られる利益、それら以外に巡礼の道を辿った人々を駆り立てたものにも興味はあり、一度この足で歩きたい路の一つだ。

2019/01/26

takao

スペインは田舎がいい。

2016/02/07

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