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ケーキの切れない非行少年たち 8 (バンチコミックス)

ケーキの切れない非行少年たち 8 (バンチコミックス)

ケーキの切れない非行少年たち 8 (バンチコミックス)

作家
鈴木マサカズ
宮口 幸治
出版社
新潮社
発売日
2024-03-08
ISBN
9784107726926
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ケーキの切れない非行少年たち 8 (バンチコミックス) / 感想・レビュー

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かなっち

表紙の女の子の、虚ろな目に悲しくなる…第8巻。今巻は、家に居場所がない女の子が彼氏に愛情を求め、その男の影響で覚醒剤に嵌り、どんどん泥沼に落ちていってました。子供を取り巻く環境はとっても危険なことや、子供を守るのは親の愛情が大切なことを、毎回実感させられます。冒頭の知的障害の少年にしても、適切な教育が受けられずに孤立することで、生きづらくなって罪を犯してしまう…。子供を産み育てるのは、やはり相当の覚悟と努力が必要だと改めて思うのでした。

2024/05/01

3.5 新刊読了。家に居場所がなくて男に依存し、別れられず貢いだ末にクスリに手を出して捕まる。最悪なんだけどありふれているような話で、読んでいて辛かった。これで子供でも産んでたら不幸の再生産でさらに最悪なので、それがないだけまだマシなケースなのかもと思ってしまった。障害を持って産まれてしまったこと自体は、本人はもちろん親が悪いわけでもないが…産んだからには責任を持たなくてはならない。その覚悟がないなら産むべきではない。

2024/04/06

Mr.deep

障害持ちだと具体的にどんなことができないのかという実例がよくわかる。しかし、長谷川式とかでも毎回思いますが、意外と難易度高いですよねあの手のテスト。とりあえず、「自画像書いて」は思いっきり問題あり判定くらう自信しかない

2024/03/30

ゼラニウム/フウロソウ科

私ももう少し知能が低く環境にも恵まれていなかったらこうなっていただろうな。不運な子だ。

2024/04/16

もりんた

軽度知能障害の少年も、覚醒剤にハマった少女も、1人では適切な対処ができない認知能力にもかかわらず孤独に生きざるを得ない境遇だったのが痛ましい。家族との繋がりが絶たれ身近に友人もおらず、社会にポツンと置かれた立場だと転落のリスクはかなりデカいなと。本人なりに一生懸命で、悪気や落ち度があるわけではないのも何か悔しい。模写や想像力を見える化するリング積みは分かりやすく有効に感じた。義務教育の一環でやらせてみて、極端に結果が悪いならケアを提案するような、社会全体で拾い上げてフォローする取り組みが必要な気がした。、

2024/03/31

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