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たまには、時事ネタ

たまには、時事ネタ

たまには、時事ネタ

作家
斎藤美奈子
出版社
中央公論新社
発売日
2007-01-06
ISBN
9784120037979
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たまには、時事ネタ / 感想・レビュー

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koishikawa85

2001年の同時多発テロから06年の安倍政権の誕生まで。それほど鋭い指摘があるわけではないが、こんなことあったなぁと回顧しながら読んだ。 ただ入籍という言葉を嫌いだという指摘にはハッとさせらせた。確かに新しい戸籍をつくるのに入籍は変だ。子供が産まれたって入籍のはずだというのはその通りだろう。

2024/03/17

じじちょん

10年以上たった今読むと、色々分かってくるものがあります。例え話が分かりやすく、的を得ているのでいいですね。

2016/01/29

ほたぴょん

2006年までの時事コラムだが、早くも懐かしい。「政治家に失言・暴言をさせる法」に、失言をさせたければ地方の講演会にでも連れ出して相応の手当と見下しても大丈夫そうな聴衆をあてがい、「今日の聴衆はみな先生のファンですから」とでもいえばいい、とあるのは的確だと思う。ちょうど先日、百田尚樹が同じパターンで「軍隊は家財を守る鍵で、ツバルなんかで軍がいらないのは貧乏で守る家財がないからだ」とやらかしてたから、あれはおつむが政治家並なんだな。国を家に、軍隊を鍵に例えるのも1950年代の再軍備論の焼き直しらしいし。

2014/06/01

penguin

久しぶりの斉藤美奈子さんの本。書評だけでなくこういうコラムも斉藤さんらしい切り口を楽しみ、フムフムと頷きながらサクサク読みました。01-06年って、色んな転換期だったんだぁと再認識。60周期で歴史は繰り返す説には、納得するものがありました。

2009/07/25

Takao

2007年1月7日発行(初版)。『婦人公論』に掲載されたコラム「女のニュース 男のニュース」(2001年5月22日号〜2006年12月22日/2007年1月7日合併号)を収録。ちょうど小泉政権から第1次安倍政権にかけての時期だ。著者はほぼ同世代(1歳上)で、以前読んだ文芸評論がとても面白かったことを記憶しているが、本書を求めたのは「装画・挿画」の山口マオさんの名前を見かけたから。著者の時事ネタエッセーも面白く読んだが、文芸評論の方が面白かったように感じる。20年前の出来事を思い出した。

2023/12/13

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